どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています。

さて、今回紹介するのは上川景さんの「撃ち抜かれた戦場は、そこで消えていろ-弾丸魔法とゴースト・プログラム-」です!
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ストーリー A
内容は、東と西の国に渡る百年間続く戦争。そこでは弾丸に込められた魔法が飛び交い、エクセリアという機甲車が闊歩していた。少年兵のレインは不利な戦場で見慣れない銀の弾丸を拾い敵の上官を殺す。その瞬間世界が変わり敵の上官が存在しなかったことになり戦闘に勝利していた。戸惑うレインの前に現れたのは弾丸の持ち主であるエア。彼女が作る弾丸は「撃ち抜かれた人間をこの世にいなかったことにして世界を再編する」ものだった。レインとエアはこの弾丸を使い戦争を終わらせるための戦いを始める…とこんな感じです!
ジャンルはファンタジー。科学も魔法もあり?な世界観でしたね。
第31回ファンタジア大賞の大賞受賞作!上川景さんはオーバーラップ文庫で蓮見景夏さん名義で2作品出していて新人さんというわけではないですね。
まず言わせてください…この作品すごく面白かったです!最初は微妙かな?と思ったんですけど間違いでした。中盤以降からグイグイ読ませてくるリーダビリティ溢れる作品でした!
序盤はやや世界観を理解するのに時間がかかりましたね。エクセリアに乗ってどうやって銃を撃っているのかとか、なんでエクセリアがあるのに魔法で戦っているのかとかその逆はとか…でもこの辺りは読んでいるうちに戦闘描写で自然とスッと入ってきました。銀の弾丸を拾い敵の将校を殺したことで変わった世界。そして現れるエアという悪魔の力を持つ少女。銀の弾丸は撃ち抜いた人の存在そのものをなかったものにする…この辺りは割とふーんという感じでしたが、これ以降がすごかったです。エアにより負け戦で勝利して知らされていくエアのこと、悪魔のこと、戦争のこと…負けっぱなしだった東がレインか放つ銀の弾丸で勝利へ導かれていく…じわじわと確実に面白くなっていく物語。学園での日常と戦場での非日常。その中でエアとの関係は変化し、西が強敵を放ちます。本当に中盤以降はバトルシーンもさることながら起承転結の転結で目まぐるしく変わる状況とレインとエアのコンビネーションが素晴らしかったです!ラストもいい感じでしたし、まさに大賞にふさわしい作品だと思いました!すごく面白かったです!

キャラ A
レインのキャラがすごく良かったです!まず純粋にかっこいいですし、日常パートではヘタれっぽいのもギャップがあってよかったです!エアは強くて傲慢な悪魔の力を持つ女の子かと思いきやそうでもなくて、当たり前のような女の子らしさも持ち合わせているのが非常にグッド!アスリーも元気一杯で可愛かったですし、その他のキャラも魅力的でした!

今後の期待度 A
おもしろかったので4月に出る4巻も楽しみです!これから2人は戦争を終わらせるためにどんな活躍を見せるのか、そしてラストであの弾丸を使った人は…続刊待ってます!

どんな人にオススメか?
シリアスなファンタジーが読みたい方は!とにかくグイグイ引き込んでくるストーリーが魅力の作品です!大賞らしい他を寄せ付けない面白さがあると思います!気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

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ISBN 978-4-04-073020-2