どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています。

さて、今回紹介するのは井上堅二さんの「バカとテストと召喚獣」です!
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ストーリー A
内容は、テストの点数に応じて強くなる召喚獣を使った戦争が行われている文月学園。進級テストで生徒たちはAからFまでのクラスに分けられるが、アホの明久はもちろんFクラスに。しかしFクラスの待遇はボロボロの卓袱台に腐った畳。リクライニングシートに冷暖房完備という最新設備が揃うAクラスとは天と地の差だった。そんなFクラスになぜか秀才の美少女・姫路瑞希がいた。なんと彼女はクラス分けテストの際に体調を崩して無得点扱いとなっていた。明久は瑞希のためにクラス代表の坂本雄二をたきつけAクラスに試召戦争を挑む!…とこんな感じです!
もはや説明不要の超有名作ですね。井上堅二さんのデビュー作で、ファミ通文庫の絶頂期を文学少女シリーズと一緒に支えていた作品です。なんでこのタイミングでバカテス?と思った方もいると思いますが、インフルエンザでダウンしていてなんか元気になれるラノベが読みたいなと思ったので。ちなみに再読ではなく初挑戦でアニメも未視聴です。なんかすごく青春していていいなって素直に明久たちが羨ましくなりました!面白かったです!
まずは冒頭!カラーイラストの漫画で始まるのすごくいいですね!学園コメディの始まりとしてこれからが何が始まるんだろうかとワクワクしました!そして始まるFクラスとしての生活。バカな男たちの中で輝く秀才美少女の姫路さん。彼女をこんなとこにはおいておけないという気持ちから最新設備が整ったAクラスを目指して試召戦争を始めます!上限なしのテストの点数に応じて自分の分身のような召喚獣を呼びだして戦う!シンプルながら色々なやり方・戦略があるコメディチックな戦いは読んでいて楽しかったです!明久の能力もそうですし、土屋の保健体育だけやたら点数高いのとか笑いましたw さすがムッツリーニw 戦いの中でのやり取りも良かったですね!活発でちょっと手が出る島田美波、女の子みたいな外見と武士のような喋り方の木下秀吉、敵も味方も先生も本当に生き生きしていてストーリーを盛り上げていました!ラストのオチも完璧でしたねw やっぱりバカはバカということですかw インフルエンザに効く(いやもちろん平時に読んでも面白いです)作品でした!面白かったです!

キャラ A
明久はアホですけど、1人の女の子のためにどこまでも頑張れるところはかっこよかったですね!姫路さんもただ守られるだけの女の子じゃなくて自分のために戦ってくれる明久たちのためにも試召戦争に参加しようというところがグッド!個人的なお気に入りは島田美波さん!ただ気の強い女の子とばかり最初は思ってましたけど、そうじゃないってわかった時になんだかすごく可愛いなって…こういう女の子好きです!クラス代表の雄二を始めその他のキャラもそれぞれ魅力的でした!

今後の期待度 A
面白かったので2巻も読んでいきます!

どんな人にオススメか?
10年以上前の作品なのでこの項目は正直いらないかもですが(^_^;)学園コメディとか青春もの好きなら!キャラが魅力的でワイワイ楽しくて、愛すべきバカたちを見ているのは楽しいです!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

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ISBN 978-4-04-729825-5