どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
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さて、今回紹介するのは石之宮カントさんの「始まりの魔法使い5 始まりの時代」です!
前巻の記事↓
ストーリー AA
内容は、私はついに魂の光を手掛かりにアイかもしれない存在を知る。アイの元へ旅に向かう私たち。しかしそれは危険な旅路だった。そしてたどり着いたはるか東方の王国マシロで純白の鎧に身を包んだ竜殺しの英雄アイシャに出会う。彼女は果たしてアイなのか。そして始まる竜を人が倒せるようになる時代。発展した魔法により人々が強大な力を手に入れていく中でヒイロ村の存続に関わる事件が発生し…とこんな感じです!
シリーズ第5弾!あとがきにもある通り総決算というか今回で一区切りついていますね。
まず言わせてください…
最高
終盤。もう涙で視界がボヤけて…この瞬間のためにこれまでがあって、これまでの積み重ねの末にこの瞬間があったんですよね…この作品には何度も何度も泣かされて、泣かされてしまいそうになります。最高に面白かったです。
まず序盤。雷竜のギルタが加わり村に賑やかさが増しましたね!これまで様々な種族の仲間がいましたけど、何気に純粋な竜となると母以来久しぶりの登場ですね。火竜以外の竜のことはこれまであまり語られてこなかったので面白かったです!そして始まるアイを探す旅。ユウカが途中あんなことになるのはちょっと以外でしたね…でも彼女も女の子なんですよね…なんかちょっと不思議な感じでした。旅の中で竜の現状を知りつつたどり着いたのはマシロという王国。そこで出会うアイシャ…彼女は一体何者なのか…というところで白竜が鍵を握ってきます。あんまり話すとネタバレになってしまうので語れることは少ないんですけど、あの竜はそして私はファーストコンタクトの瞬間何を感じとったのでしょうか。想像するだけで…そして始まる人が竜を倒せる時代。人間の姿をした私にまで竜の討伐の名誉を求めて襲撃があるのはなんか笑っちゃいましたw ここまでくると微笑ましさすらありますw そしてヒイロ村の存続をも揺るがす事件が…私の大切な存在を失い各地で竜による被害が増す中で対峙する途方もなく大きな壁。知恵と力で立ち向かっていくその戦いっぷりと絶望感からのあのシーンですよ…もうこんなのずるいですよ。読者は一巻かはこの物語の歴史を知っているんですよ。これまで紡ぎあげられてきたものを、「名前」を思い出してしまうんですよ。本当に感動して涙がこぼれ落ちそうになりました。からのあのラスト。もうズルいです。本当にズルいです。こんなに嬉しくて感動できてなのにどうしようもなくズルいと思ってしまいました。ズルいです!本当に!名前の意味も魂のことも!でも大好きなんです!今回も最高に面白かったです!
キャラ A
なんかユウカのことはかなり突然で驚きましたね…しかもあんなにあっさりと…でも彼女の選んだ道が間違いではないことは、私の試練を乗り越えたあいつが証明してくれたので安心ですね。絶対にすごくすごく幸せです!ニーナは今回はなんか弱い部分がより見えたというか、これまで見せてきた弱いところとはまた違った弱さがなんかすごく愛おしかったです!リンとクリュセは見ていてすごく安心できる存在になったというか変わらないこともまた素晴らしいってことを感じました!
今後の期待度 A
一区切りということで六巻以降どのように物語が展開していくのか楽しみです!また始まった新たな時代がどのように幕開けていくのか…続刊も楽しみです!
それではこの辺で(≧(エ)≦。)
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ISBN 978-4-04-073004-2