どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
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さて、今回紹介するのは師走トオルさんの「ファイフステル・サーガ3 再臨の魔王と草原の灰エルフ」です!
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前巻の記事↓

ストーリー A
内容は、かつて魔王軍に協力した灰エルフたち。彼らは魔王復活を前に「魔王の左腕」を奪還すべく五芒国への進軍を開始する。だが、灰エルフの五つある部族の中で「始まりの地の部族」を率いるギルセリオンは異なる考えを持っており…そしてフライスラント自治領が灰エルフたちに蹂躙される中、カレル、ヴェッセル、フィクトルの三人はこれを討つために集結する…とこんな感じです!
シリーズ第3弾!と同時にまさかの打ち切りの危機…2巻のあとがきで魔王再臨までは打ち切られることはなさそうとあったのですが…どうやら売り上げは悪くはないらしいのですが、電子書籍の率が高いらしく…このシリーズだけは絶対に打ち切らせたくはないんですけどね…とりあえず一旦それは置いておいて…今回も面白かったです!
ついに動きだした灰エルフ!今回はかなり大胆に灰エルフに焦点を当てた構成になっていますね。灰エルフがたどってきた歴史から現在の状況、そして五芒国への進行、そして「始まりほ地の部族」とそれを率いるギルセリオン!ギルセリオンはまさに英雄色を好むタイプというか、武と知恵と女と三つを抱き込む豪傑でしたね…敵から射られた弓矢を掴んで射返したり、五芒国進攻に備えてずっと準備をしていたり、極め付けには妻が1000人って…1人だけ神話の世界にいるような人物でした…なんかもう色々規格外で中盤までは彼1人でどんどん読ませる力がありました!そしてフライスラントに大打撃を与えている灰エルフをなんとかするために動きだしたカレルたち。なんか、カレルとヴェッセルの再会はもう少し先だとばかり思っていたのでこれがまず意外でしたね…まあほとんどヴェッセルのせいなんですけどw フライスラントとの戦争を止め、灰エルフへの反撃をはじめるカレルたち。この作戦も驚くべきものでしたね…フィクトルが度肝を抜かれるのも納得です…というわけでいよいよ動きだした灰エルフたちとの戦いの幕開けを存分に楽しませていただきました!面白かったです!

キャラ A
ギルセリオンは本当に敵ながらすごいとしかいえないです…真の英雄というかここまで全てを揃えている男も珍しいのではないのでしょうか?夜も凄そうですしね(真顔)カレルは相変わらずとんでもない作戦を立てますねw まあそれに勝算があるのがすご過ぎてなんにも言えないんですけどw セシリアはなんかかわいい表情が増えましたね…一巻の彼女を思い出すとこんなに顔を赤くするなんて考えもしませんでしたw あとヴェッセルは働け

今後の期待度 A
4巻と言わずこれから何巻も何巻も続いて欲しい作品なので本当にお願いします…これから支援記事も書きますので…まずは4巻のコルネリウスさんの活躍を期待してます…

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

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ISBN 978-4-04-073060-8