どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています。

さて、今回紹介するのは江本マシメサさんの「遊牧少女を花嫁に2」です!
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前巻の記事↓

ストーリー A
内容は、調停者の一族の青年リュザールと、叔父により売られようとしていた羊飼いのアユ。結婚した2人はユルドゥスの温かい人たちに囲まれて幸せに暮らしていた。しかしある日、小さな隊商と行動を共にしていたところを侵略者により襲われる。リュザールは精霊の力で彼らを退けるが、その代償で怪我を追ってしまい…とこんな感じです!
シリーズ第2弾!そして完結!まだまだリュザールとアユの歩みを見ていたかったですね…でもアユの問題にも決着がつきリュザールと本当の意味で夫婦になってと充実の2巻でした!面白かったです!
前巻に続きユルドゥスで幸せそうに暮らす2人。序盤ではアユがハルトスに居た頃に織っていた織物を再現するために染料を探したり…鉄やミョウバンといった素材も染物に使うのは興味深かったですね…でもそれだけ織物としての品質や色に込められた思いや意味があるんだと知ってすごく素敵だと思いました!そして隊商と行動を共にしてるときに精霊の力を使い倒れてししまうリュザール。この時のアユは本当によく頑張ったと思います。知らない街で医者を探してリュザールのために自分自身も…これまでももちろん夫婦としての2人は語られてきたんですけど、2人の夫婦ときての絆を感じました。そして問題は立て続けに起きて…侵略者、そしてアユの問題。2人に襲いかかる困難に、勇敢に立ち向かっていくリュザールとアユの姿はとても力強かったです!番外編も微笑ましくてよかったですね…子作り教室はアユの反応が初々しくてとても可愛かったですw イミカンもリュザールのために頑張っていたと知ってより彼のことが好きになりました!遊牧民としての生活、文化、そしてリュザールとアユの素敵な新婚生活を存分に楽しませていただきました!面白かったです!

キャラ A
アユが今回本当に可愛くて…リュザールを想って幸せな表情を見せたり、寂しそうな表情を見せたり…リュザールのために頑張って、リュザールに守ってもらって、感謝して、自分のことも…かわいいだけではない強さもあって本当に素敵や女性でした!リュザールはなんか番外編でアズラも言っているようにふわふわした感じになってましたけどw でもそれがアユのことが大好きだからで、彼女のために頑張るその姿は最高にカッコいい男でした!ほかの登場人物ももちろん魅力的でしたが、やっぱりイミカンですね。ぐうたらという評価も変わりましたね…本編では大活躍?でしたし本当にリュザールにとって、夫婦にとって頼りになるお兄ちゃんでした!

今後の期待度 評価不能…
完結なので。すごく素敵な作品で最後まで本当に楽しませていただきました!睦月ムンクさんのイラストも綺麗でした!ほかの作品も結構積んでいるのでそちらも読んでいきます(^_^;)

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

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ISBN 978-4-391-15209-8