「不死の群勢を率いるぼっち死霊術師、転職してSSSランク冒険者になる。」榊原モンショーブレイブ文庫 : 本達は荒野に眠る

どうも夏鎖芽羽です（≧∇≦）

さて、今回紹介するのは榊原モンショーさんの「不死の群勢を率いるぼっち死霊術師、転職してSSSランク冒険者になる。」です！

ストーリー A

内容は、魔物の襲来により危機をむかえていたサルディア皇国。世界七賢人と呼ばれる存在である美少女カルファは滅びゆく皇国で窮地に陥っていた。そんな彼女を助けたのは史上最強の死霊術師のローグ。彼は圧倒的な力でカルファのことを助ける。死霊術師ゆえに人間の友達ができないことに悩んでいたローグは最強の鑑定士であるカルファに死霊術師というステータスを隠してもらうことに。友達を作れるようになったローグは冒険者に転職して新たな生活を謳歌しようとするが、依頼先で次々に事件に巻き込まれていく…そしてそれはサルディア皇国をも巻き込む事件に発展する！とこんな感じです！

ジャンルはファンタジー。小説家になろうからの書籍化作品ですね。

初挑戦のブレイブ文庫！刊行点数が少なくて割とマジで心配してるレーベルなんですけど(^_^;)そろそろ一周年を迎えるようで…これからも頑張ってください

物語は七賢人の一人で最強の鑑定士であるカルファがローグに助けられるところから始まります。死霊術師ゆえに忌み嫌われるローグ。そんな彼にカルファは鑑定士の力を使ってステータスを隠します。それによってようやく友達ができるようになったローグは冒険者に転職！この辺りはスムーズに進んでいきましたね。そして冒険者になるも強い力は隠しきれないローグ。さらには死霊術師として得た部下のイネス、ニーズヘッグも最強クラスの力を持っていて…冒険者としては破格の強さながらGランクから始まるんですね…ぼっちから友達を作ろうとするローグの姿は見ていて楽しかったです。そして依頼を受けた先で起こる事件が繋がりやがて皇国を脅かす事件に…終盤にかけて盛り上がっていく展開は読み応えがありました！ただ読んでいて気になったのが読点の多さ…いや「、」を使うこと自体はいいんですけど「ローグは、」「カルファの、」とキャラ名+「は・で・の・が」には必ず「、」が入りますし、長い文章で結構細かく「、」が入ることも合って文章の細切れ感が…あとこれは個人的にはなんですが…ブレイブ文庫さんのデザインの問題なのか、ページの横の余白が少なくてめっちゃ持ちづらいです。それが読みづらさに繋がってました…作品はいいだけになんかもったいないです…

キャラ A

ローグは死霊術師としての強さと、それ故に人間の友達がいないというぼっち感が良かったですね！カルファは要所要所でローグを助け物語を盛り上げていまきた！始祖の魔王であるイネス、伝説の龍のニーズヘッグ、エルフに女の子ミカエラも魅力的でした！ただヒロイン力不足は否めなかったかなと…カルファかイネスどちらかがもうちょっとヒロインとしての立ち回りをして欲しかったです…

今後の期待度 A

色々言いましたが、ラストも気になるヒキで終わってますしこれからも楽しみですね！

どんな人にオススメか？

なろう系のファンタジーが読みたい方は！ただ個人的にはブレイブ文庫さんのデザインが苦手だったので紙で買う方はペラっと中見てもいいかもです…気になった方はぜひ。

それではこの辺で(≧(ｴ)≦｡)

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