どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています。

さて、今回紹介するのは新八角さんの「ヒトの時代は終わったけれど、それでもお腹は減りますか?2」です!
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前巻の記事↓

ストーリー A
内容は、巨大なオーロラにより電磁災害が発生したアラカワ周辺。街が荒れて行く中、今日も伽藍堂はウカとリコの2人が元気にお客さんをもてなしていた。と突然電磁災害の影響で自家農園にスライム大量発生⁉︎リコが駆除する横でウカはなんだか酔っていて…?クジラに飲まれたり、エルフの森でリコとウカが出会ったことを思い出したり今日も賑やかなアラカワのお食事タイムが始まる!とこんな感じです!
シリーズ第2弾!一巻がめちゃくちゃ面白かったので2巻も楽しみでしたが、今回も最高に面白かったです!
電磁災害により色々荒れているアラカワ。2人の伽藍堂にもその影響があり、なんと自家農園でスライムが発生して…このスライムの料理はめちゃくちゃ美味しそうでしたね!ファンタジーグルメといえば定番の一つにスライム系がありますけど、こうしたSFグルメでどのようにスライムを扱うかと思えば…なるほど、こういう設定できましたか…個人的にはこの巻で1番美味しそうな料理でした!このほかにもクジラはすごかったですね。いや、直接クジラを食べるわけではないんですけど、こちらにはポストアポカリス感満載な設定もりもりでかつクジラ由来の料理も美味しそうで…リコは大変な目にあいましたけどね(苦笑)そしてメインはリコとウカの過去と今をつなぐエルフの森での物語。伽藍堂がある人物の襲来でめちゃくちゃになり、地下へ逃げた先で出会う独自の食材。カンナとヤシギの絆。そして薬でトリップした先に待ち受けるエルフの姿…エルフはもちろんSF設定で味付けされていて新たなエルフ感が美味しかったですね!リコとウカの思い出の味も、2人の出会いと伽藍堂を作るまでの物語はTHE百合!という感じで盛り上がりました!ラストもすごく良かったですね…この作品にふさわしかったです!最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!

キャラ A
ウカはやっぱり料理人としての頼り甲斐がありますね!地下で食材を見つけてあんな美味しそうな料理を作る腕前には感服しました!リコが仕事前にお酒飲むと不機嫌になったり、今も昔もリコのことを考えていると知って尊いが止まりませんでした…リコは相変わらず戦闘は最強ですが、今回はウカに見せるダメ女っぷりもありそのギャップが良かったですね!でも気持ちは出会った時から変わってなくて2人の伽藍堂という意識があるのもまた良きです!カクタスは相変わらずいいところで存在感見せてくるんですよね…カンナとヤシギのコンビも最高でした!

今後の期待度 A
今回もめっちゃ面白かったので3巻も楽しみにしています!リコとウカのコンビがアラカワで美味しい料理を作って食べるシーンはまだまだ見足りないです!続刊待ってます!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

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ISBN 978-4-04-912568-9