どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています。

さて、今回紹介するのは裕夢さんの「千歳くんはラムネ瓶のなか」です!
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ストーリー A
内容は、福井県にある藤志高校でトップカーストに君臨する最強のリア充である千歳朔。彼の周りには外見も能力も秀でた男女が集まっていた。そんなある日、千歳は担任の蔵センに不登校の少年・山崎健太を学校に連れてくるという任務を課される。最強のリア充である千歳は健太を連れてくるだけではなく、リア充にしてみんなを見返そうとするが…とこんな感じです!
ジャンルは青春ラブコメ。リア充成り上がりものをリア充側の視点から書いた、というほど単純ではないんですけどそんな作品です!
第13回小学館ライトノベル大賞優秀賞受賞作!まず言わせてください…

めっちゃ面白い

ストレートに素直に読み終わった後の感想がこれでした。とにかく面白い。それ以外の言葉はいらないです。それくらい面白い作品でした!
序盤は才色兼備なカーストトップのリア充である千歳朔の日常が語られます!リア充が学校生活を送っている描写…という一件ありふれたものになりそうな日常を軽快な会話と魅力的な登場人物でスパイス効かせて楽しませてくれるのはもう才能としか言えないですね。登場人物も多いかな?と思ったら男女問わずリアルにいそうな高校生の範囲から逸脱しないリアルさを伴って魅せる!空気感がものすごかったです!そして担任の蔵センに不登校になっている健太を学校に連れてくる任務を課せられた朔は仲間と協力しながら彼を学校へ。健太を外に連れ出す場面はすごくよかったですね。語彙が貧弱なんですけど、なんかすごくいいとしか言えないんですよね。このシーン。ドアを開けるでも対話でもなく、そこから連れ出そうとするかっこよさですよ。そして朔の指導で変わり始める健太。陰キャ側から見たリア充になり上がる物語ではないからこそ見える世界がここにありました。朔という人間はできて当たり前で失敗すれば朔のせい。そんなトップに君臨する奴にしかわからないことを説きながら健太をトップへと、月へと導いていきます。成長するのではなく、させるのがRPGというよりも育成ゲームでそういう面白さがあると感じました。着実にピースをはめて行って最後で盛り上げて持っていく!締めも最高でした。ところどころ入る福井県要素も首都圏住みには新鮮で物語をさらに面白いものにしていました!ただただ面白い!そんな青春ラブコメでした!

キャラ A
朔は最強ですね。彼に似合う言葉はこれです。なんでもできて、面白くて流れや空気を生成できる存在。そんな彼の最強っぷりは読んだ人ならわかると思いますし、これから読むあなたも十分に伝わると思います。健太もステレオタイプなオタクじゃなくて、変わっていく姿を見る甲斐がある男でしたね!夕湖、七瀬、優空、陽という千歳ハーレムの女の子たちもそれぞれ異なるタイプながら現実にいてもおかしくないくらいのリアルさとフィクションの女の子としてのさじ加減が絶妙で超魅力的でした!個人的なお気に入りは明日風。やっぱりこういうミステリアス系な女の子に弱いのですw


今後の期待度 A
2巻は当たり前のように出ると思っています。ですよね?担当の岩浅さん?まだまだ朔の物語は見足りないですよ?ガガガ文庫の次期エースになる(確定)の作品だと思っているので続刊はよ!!!

どんな人にオススメか?
青春ラブコメ好きな方は!リア充側から陰キャの成り上がりを書くという作品です!主人公の朔をはじめとしたキャラは魅力的ですしストーリーもめっちゃ面白いです!そして何より空気が素晴らしいです!気になった方はぜひ!後悔はしないと思います!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

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ISBN 978-4-09-451796-5