どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています。

さて、今回紹介するのは北山結莉さんの「精霊幻想記 14.復讐の叙情詩」です!
⚠︎今回紹介しているのはドラマCD付き特装版です。内容は変わりませんが、表紙は異なるので書店で探す際はご注意ください。
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ストーリー AA
内容は、プロキシア帝国城でルシウスに関する情報を手に入れたリオ。ついに決着をつけるために美春たちに自身の思いを告げパラディア王国へと足を向けるが…一方、クリスティーナとフローラは何者かによって誘拐されてしまう。しかも強制転移させられた場所はパラディア王国の森の中で…陰謀の果てについに決着を迎える!とこんな感じです!
シリーズ第14弾!ドラマCD第2弾も今作の特装版として発売されて巻数は多くなってきましたけど相変わらず人気は不動ですね!
まず言わせてください…

決着!

ついにこの時が来ましたね!一巻を読んだあの日から待ち望んでいた展開!戦いは不利で、どうしようもなく追い詰められてからの…これがリオの望んだ結果だったのでしょうか…
序盤はリオが復讐への思いを美春たちに伝えるところから始まります。ラティーファやオーフィア、サラたちはリオの思いを受け止めて、そして美春は…彼の唯一と言っていい願いを、そして変わり始めた彼を見て復讐へと向かうリオを…本当にリオは信頼されていい仲間を得たなと思いました。と、ここからは一転。誘拐されたクリスティーナとフローラの話が始まります。姉妹の絆は固くてどんな困難でも立ち向かえる姉妹愛は本当に素敵でした!だからこそ、彼女たちが利用されていることが本当に…さらには新たな勇者も登場。割と予想していなかった展開でまさかの…これは今後大きな伏線になりますね…そして終盤ではいよいよ…守りながら戦うことを選び圧倒的に不利な状況でも絶対に諦めず、自らの思いと何も失わせない心で剣を振るったリオ。そして復讐の決着。これが…彼の復讐なんですよね…終わった瞬間、彼の「帰ろう」という言葉がものすごく胸に響きました…一巻から続いた目的を達成し一区切りついた巻でした。ものすごく面白くて、ちょっと切なかったです。

キャラ  A
リオの思いや戦いかたに胸を打たれました…きっと美春たちに出会わなければリオはこんな戦いかたをしなくて、最後に「帰ろう」なんて言わなかったのかもしれないと思うといろんな思いで感情がぐしゃぐしゃになります…クリスティーナとフローラの熱い姉妹愛もすごく良かったですね!この2人のお互いを思い合う気持ちの強さは素敵でした!ラティーファは出番は少しでしたけど、相変わらずめちゃくちゃ可愛くて僕たちラティーファ派の希望の光でしたね!イエス!ラティーファ!最強かわいい!

今後の期待度  A
復讐は終わったとはいえ、物語としてはまだ中盤に入ったくらいらしくまだまだシリーズは続くみたいでこれからも楽しみですね!ラティーファ!ラティーファの活躍!待ってます!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

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ISBN 978-4-7986-1940