どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています。

さて、今回紹介するのは川上稔さんの「EDGEシリーズ 神々のいない星で 僕と先輩の惑星クラフト〈上〉」です!
⚠︎ネタバレを含みます
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ストーリー A
内容は、1990年代の立川にある広大な学園都市。そこで生活する住良木出見はゲーム部でゲームをしたり、巨乳の先輩が隣に引っ越してきたことに喜んだりと楽しい毎日を送っていた。だが、突然世界にまつわる秘密を知ってしまいさらには人間代表としてある惑星の天地創造を任されることに⁉︎住良木は先輩と共に惑星をテラフォーミングするべく奔走するが…とこんな感じです!
ジャンルはSF。神話を中心としたモチーフが作中に散りばめられていますね。
川上稔さんの新作!カクヨムで連載している作品の書籍化になります!カクヨム版は序盤は少し読んでいました。魅力的なキャラ同士の会話が中心の楽しい神話と天地創造のSFでした!面白かったです!
まずなんといってもデザインが特殊でしたね。セリフにアイコンをつける作品はこれまでにもありましたが、これを二段組にするとは…二段組は結構人によって読みやすさが分かれますが、アイコンがついているので割りと読みやすいのでは?と思います!
序盤は住良木が引っ越してきた先輩とハイテンションに絡む様子が描かれます。住良木くんマジで元気良すぎません?よくそんなに喋れますねw でも住良木がウザくなりすぎずいい感じのテンションで先輩とあーだこーだやっているのは見ていて楽しかったです!と、楽しい先輩とのやりとりもつかの間。明かされる世界の真実。1990年代の立川が偽物でゲームのような「先輩たち神々の世界」が本物で、惑星をテラフォーミングしていく。しかも住良木が代表で…という展開へ。この辺りは説明するのがちょっと難しいんですけど、七章八章あたりを読むと世界観や背景がよくわかるかと。神ではなく人間として、しかも人間の代表として先輩と一緒に惑星をテラフォーミングすることになった住良木。天文学的なお話や神話といった要素が絡み合いながら、一つの大きな設計書を作っていくような会話劇は見ていてワクワクします!物語自体はまだまだ序盤ですが、読んでいて楽しい魅力的なキャラ同士によるテンポの良い会話劇とテラフォーミングの始まりを楽しませていただきました!面白かったです!

キャラ A
住良木くんマジで元気いいですねw そして巨乳への信仰の厚さ…こうして神話が生まれるんですかね…先輩は唯一の常識人で住良木くんに色々言われてあわあわしたりする姿が可愛かったですw 個人的なお気に入りはゲームブログの桑尻ちゃん。こういうちっちゃくてゲーム強くてクール系な女の子好きです!その他のキャラももちろん魅力的でした!

今後の期待度 A
面白かったので来月発売の下巻も楽しみです!次巻は早速バトルな雰囲気なので神々たちがどんな戦いを見せるのかも楽しみですね!続き待ってます!

どんな人にオススメか?
SF好きな方は!キャラ同士の会話劇が中心なので川上稔さんの作品初挑戦にもオススメだと思います!(といっても不勉強ながら「激突のヘクセンナハト」しか読んでいませんが…)カクヨムでも読めるので試しに読んでみて気に入ったらぜひ!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

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ISBN 978-4-04-912569-6