どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています
さて、今回紹介するのはなみあとさんの「宝石吐きのおんなのこ9〜少女への祈り〜」です!
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前巻の記事↓

ストーリー A
内容は、ヴィーアルトン市で誘拐されてしまったクリュー。そのことを知ったスプートニクは彼女を取り戻すために、ユキたちと共に行動を始める!そして明かされる魔法使いファンションにまつわる真実。過去が明らかになっていくなかでスプートニクはクリューを助けることはできるのか…とこんな感じです!

〜クリューのために走る〜
シリーズ第9弾!今回は「宝石吐きのおんなのこ」シリーズに出てくる主要な登場人物たちの過去や関係が明らかにされてフィナーレ一歩手前感があるな…と思ったらあとがきで次回が最終巻とのこと…ちょっとさみしいですね…それはともかく今回も面白かったです!
まずは序盤、ユキの口から魔法少女ファンションについて語られます。前巻からなんとなく察しはついていたとはいえ…まさかの…世間は狭いというか、クリューを中心に不思議な関係で繋がっていますよね…そして知らされるクリュー誘拐の報。彼女を取り戻すために走るスプートニクは本当にクリューのことが大切なんだということが伝わってきましたね!クリューを取り戻すための戦いも、彼女を取り戻してからのスプートニクの行動も本当に2人の絆が温かくてやっぱりいいコンビだなと感じました!最後の2人のやりとりには思わず笑顔になりました…特別短編もすごく素敵でしたし、最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!

キャラ A
スプートニクはやっぱりかっこいいですね。不真面目で決して素直ではないんですけど、それでも自分の大切な人のために走れる強さはいいなと思いました。クリューはやっぱり可愛くて癒されますね…辛い目にもあったかもしれないですけど、スプートニクにいっぱい甘やかされてほしいですね。そしてユキ。やっぱり女の人は怖いですねw というのはさておき、彼女がいたからみんなのつながりがあったんだなと思いました。すごく強くて優しい女性でした。

最後に
次巻で最終巻とのことでちょっとさみしいですね…なんだかんだで長い付き合いの作品で、初めて布教用に2セット分も買ったり、特典集めるために発売日に秋葉原を歩き回ったり…終わって欲しくない気持ちもありますけど、最後までクリューが幸せでいられることを祈りながらこの物語の最終巻を楽しみに待ちたいと思います!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル



宝石吐きのおんなのこ9〜少女への祈り〜



著者



なみあと



レーベル




ぽにきゃんBOOKS

ISBN



978-4-86529-302-9


表紙の画像は「版元ドットコム」様より