どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています
さて、今回紹介するのは屋久ユウキさんの「弱キャラ友崎くんLv.8」です!
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前巻の記事↓

ストーリー A
内容は、文化祭が終わり菊池さんと晴れて付き合うことになった友崎。一方、二年生も終わりに近づき進路について考える時が来ていた。自分は何をしたいのか、みみみや日南の意見を聞きながら考える友崎。そんな中、友崎は日南を連れてアタファミのオフ会に行くことになる、そこで有名実況者やプロゲーマーと出会い、友崎の考えは固まっていく。だが、菊池さんとの関係に暗雲がたちこめ…とこんな感じです!

〜人生はゲーム?ゲームは人生?〜
シリーズ第8弾!まず言わせてください!アニメ化おめでとうございます!屋久ユウキさん、フライさん、そして担当の岩浅さんがいたからこそ成し遂げられたアニメ化だと思います!1ファンとしてめっちゃ嬉しいです!まだ先だとは思いますが、こちらも楽しみにしてます!
さて、今回は前巻のぶちあがった展開からはちょっと落ち着いて、友崎の進路とアタファミ、そして菊池さんのことを中心にお話が繰り広げられます!友崎はなんか、地の文がだいぶイケメンになってきましたね。いや、外見はそうんなんですけど内面も洗練されてきましたね…なんかマインドがリア充よりになった?って気がします。序盤は菊池さんと初詣。あぁ…いいっすね…青春…僕はここ数年初詣代わりに初バイトしてましたからね(春から社会人になってしまった勢)青春いいなぁ…中村と泉という美男美女カップルと出会って、そこでまた違いを感じたりするわけですが友崎は友崎らしく菊池さんと付き合って欲しいですね…そしてここからは友崎の進路とアタファミの話が中心に。人生というゲーム、ひいては日南の出した課題に一区切りついた友崎。しかし、自分が何をやりたいかは見えずに…たまちゃんの家(お菓子屋さん!)にいたり、みみみや竹井、日南の意見を聞くも…僕はあんまり進路とか悩まなかったので友崎の気持ちが微妙にわからないのですが、やっぱりこういうところは真摯なんですよね。そして友崎と日南はアタファミのオフ会へ。今回は結構がっつりアタファミにページ割きましたね…どうかな?って思いましたけど、やっぱりそこは屋久ユウキさん。抜群に読みやすいアタファミ描写で楽しませていただきました!これまでは断片的だったり、遊びでやるアタファミの描写でしたが一段上にいっても、というか上にいくことでさらに面白くなってました!そうして悩みながら進路を決めたところで…いや、これは完全に友崎が悪いんですよ…でも、彼のしたいこともわかりますし…難しいっすね。女の子と付き合うって。タイミングよくクレイモア(レナちゃん)も出てきましたし…でも、マジでみみみ派の僕がブチギレるのでこれはなんとかしろください。頼むぞ岩浅さん(頼む人が違う)。今回は恋愛にゲームに進路という三要素を余すことなく楽しませていただきました!超面白かったです!

キャラ A
みみみ…やっぱり光っすよ…みみみは…あぁ、みみみ…でもみみみだったら友崎となんだかんだいい感じにうまくやっていたと思う自分がいて嫌なんですよね…菊池さんは今回マジで見てられない場面が多かったす…友崎ぃ…でもそんな友崎のことをわかってしまう自分もいて嫌なんですよ。友崎もやりたいことかいっぱいあって、菊池さんのこと蔑ろにしたいわけじゃないけどタイミングが合わない…せめてバイトが9時に終わったときに菊池さんの家に行ってでも会いにいってればちょっとは違ったと思いました。レナちゃんはマジでクレイモア。こういう子にいい子はいないっす。最後も最高にタイミング悪かったですね。ありがとうございます。でも、こういう子は好きです(地雷に引き寄せられる系男子)あと日南さんはマジで知っててあの態度ですよね⁉︎くっそこの魔王!ってなりました。つよい(強い)

最後に
菊池さん…天使の羽が黒く染まるところは見たかねーです…早く救済を…友崎も好きならしゃんとして向き合って想いを伝えてください…アニメ化も決まって大変だとは思いますけど9巻も楽しみに待ってます!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル



弱キャラ友崎くんLv.8



著者



屋久ユウキ



レーベル



ガガガ文庫



ISBN



978-4-09-451815-3


表紙の画像は「版元ドットコム」様より