どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています
キャラ A
湊は田舎育ちの純粋な男の子。母親との確執や、過去の辛い経験も…それらをゲームが救ってくれたから今がある。常に前向きでなんでもできる優しい男の子でした!由井は天真爛漫な女の子!甘いものが好きで、次にどんな行動をするのかわからないようなエキセントリックさがありましたが笑顔が可愛い思わず抱きしめたくなるような女の子でした!菖蒲は序盤の印象こそちょっと不思議な?近寄りがたい?女の子でしたが、湊と交流していくうちに女の子らしいかわいさをたくさん見せてくれました!その他にも同じゲーム制作部の男子・二ノ宮、元気いっぱいガールの百瀬も魅力的でした!
最後に
青春とミステリが楽しめるいい作品でした!三田千恵さんのいいところが存分に発揮されていた作品だと思います!この作品は1巻で完結だと思いますが、また三田千恵さんの作品を読みたいです!
どんな人にオススメか?
青春ミステリが好きな方は!青春もののビターで爽やかなところと、ミステリの点と点が繋がって線になっていく面白さが同時に楽しめる作品です!気になった方はせひ!
それではこの辺で(≧(エ)≦。)
表紙の画像は「版元ドットコム」様より
さて、今回紹介するのは三田千恵さんの「天才少女Aと告白するノベルゲーム」です!

ストーリー A
内容は、大好きなフリーゲーム製作者Aに会うため上京し東京の高校へと進学した水谷湊。桜山学園ゲーム制作部に所属しているというAという人物は…不登校になっている菖蒲だと判明する。湊は菖蒲の幼馴染みだという変わり者の由井と共に学校に来るように説得するが、失敗に終わってしまう。そんな湊の元に一つのノベルゲームが届けられる。バッドエンドを探せと名付けられたそのゲームはゲーム制作部の過去が綴られており…このゲームは一体何を意味しているのか。ゲーム制作部の5人が関わる謎が解き明かされる!…とこんな感じです!

内容は、大好きなフリーゲーム製作者Aに会うため上京し東京の高校へと進学した水谷湊。桜山学園ゲーム制作部に所属しているというAという人物は…不登校になっている菖蒲だと判明する。湊は菖蒲の幼馴染みだという変わり者の由井と共に学校に来るように説得するが、失敗に終わってしまう。そんな湊の元に一つのノベルゲームが届けられる。バッドエンドを探せと名付けられたそのゲームはゲーム制作部の過去が綴られており…このゲームは一体何を意味しているのか。ゲーム制作部の5人が関わる謎が解き明かされる!…とこんな感じです!
〜本当にゲームを作ったのは誰?〜
三田千恵さんの新作!ファミ通文庫からは「彼女のL」以来ですね!今回も青春とミステリの融合が素晴らしい作品でした!面白かったです!
三田千恵さんの新作!ファミ通文庫からは「彼女のL」以来ですね!今回も青春とミステリの融合が素晴らしい作品でした!面白かったです!
フリーゲーム「鬼ヶ島」にハマり、制作者の1人Aとメールでやりとりするようになっていた湊。彼はAに会うために田舎から出て東京の高校に進学し、ゲーム制作部へと入部します。序盤はゲーム制作部のメンバーや湊のことを紹介しながら後半のミステリ展開につながる下地を丁寧に描いていましたね。特に湊の母親との確執はリアリティがあり、メイン軸であるゲーム制作部に関する問題のサブの軸として物語に厚みを持たせていました!そして湊はこれまでメールでやりとりをしていた菖蒲に会うために由井と共に彼女の自宅へ向かいますが、あっけなく追い返されてしまいます。Aに会えずに落ち込む湊に制作者不明のゲーム制作部の過去を描いたノベルゲームが届きます。ゲーム制作部が今のような状態にならなかったifが描かれる作品により徐々に不協和音が走りはじめて…ここからが一気にミステリが加速していきます。かつて鬼ヶ島をプレイしたことでもう二度と会えなくなってしまった小野という少女、引きこもる菖蒲、どんな状況でも天真爛漫な由井、湊の過去と再び姿を表した母親…一見繋がっていないように見えた要素が物語が進むに連れてしっかりと噛み合い謎が解かれいく過程は思わず夢中になってしまいました!ミステリだけではなく、青春の酸いも苦いも、そしてラストのほんのりとした甘さも最高の作品でした!終盤に向かうにつれて加速するいい青春ミステリでした!面白かったです!
キャラ A
湊は田舎育ちの純粋な男の子。母親との確執や、過去の辛い経験も…それらをゲームが救ってくれたから今がある。常に前向きでなんでもできる優しい男の子でした!由井は天真爛漫な女の子!甘いものが好きで、次にどんな行動をするのかわからないようなエキセントリックさがありましたが笑顔が可愛い思わず抱きしめたくなるような女の子でした!菖蒲は序盤の印象こそちょっと不思議な?近寄りがたい?女の子でしたが、湊と交流していくうちに女の子らしいかわいさをたくさん見せてくれました!その他にも同じゲーム制作部の男子・二ノ宮、元気いっぱいガールの百瀬も魅力的でした!
最後に
青春とミステリが楽しめるいい作品でした!三田千恵さんのいいところが存分に発揮されていた作品だと思います!この作品は1巻で完結だと思いますが、また三田千恵さんの作品を読みたいです!
どんな人にオススメか?
青春ミステリが好きな方は!青春もののビターで爽やかなところと、ミステリの点と点が繋がって線になっていく面白さが同時に楽しめる作品です!気になった方はせひ!
それではこの辺で(≧(エ)≦。)
書籍情報
タイトル | 天才少女Aと告白するノベルゲーム |
著者 | 三田千恵 |
レーベル | ファミ通文庫 |
ISBN | 978-4-04-735893-5 |