新年初の雑談記事です。一応需要はあるみたいなので今年も続けていきます。とりあえず2020年は月半ばに更新していく予定です。よろしくお願いします。あと今年はがっつりラノベ関係のことやっていきます。
さて、新年最初に何書こうって思った時にデビュー作からずっと追ってる作家さんが何人かいることを思いだしました。のでその作家さんのことについて書いていきます。とりあえず今回は4人の電撃文庫を中心に執筆している作家さんのことを。
岬鷺宮
まずは岬鷺宮さん。デビュー作の『失恋探偵ももせ』がめっちゃ好きでその後の作品は全部読んでます(と思ったら『空の青さを知る人よ Alternative Melodies』は読んでいなかったですね。オリジナル作品は全部に言い換えておきます…)。作品のメイン要素は高校生たちの恋愛かな?と思います。岬鷺宮さんの作品でとにかく好きなのが感情描写なんですよね。登場人物の揺れ動く感情の一瞬を絶対に見逃さない。それが特に生かされていると思っているのが『読者と主人公と二人のこれから』で主人公の細野が時子に抱いている気持ちにズレを抱くシーンなんですよね。読んだことのある人ならわかりますよね?あとやっぱり過去の作品の登場人物を最新作に出してくれるのがめっちゃ嬉しいです。デビュー作のヒロインの千代田百瀬が、『読者と主人公と二人のこれから』の細野と時子が、最新作である『三角の距離は限りないゼロ』に登場していて…物語って終わってしまうと、結末を迎えてしまうとその物語の登場人物はどこかで生きているかもしれないって想像するしかなくて、でも別の物語でもちゃんと生きているところを見ると誰の中でも確かにこの男の子は女の子は生きているんだなっていう実感があるんですよね。岬鷺宮さんの作品でちょっと異なる切り口の作品は『大正空想魔術夜話 墜落乙女ジヱノサヰド』と『放送中です! にしおぎ街角ラジオ』。前者は大正時代を舞台にしたダークテイストの異能もので、後者は女性主人公で女性向けの要素が強いキャラ文芸になってます。あとコメディ枠で唯一ファンタジーな『魔導書作家になろう! >ではダンジョンへ取材に行きますか?(はい/いいえ)』もですかね?とはいえ、岬鷺宮さんの作品はどれも自信を持ってオススメといえます!最新作の『三角の距離は限りないゼロ』から入った人もいると思うので、ぜひ気になった作品から手に取ってみてください!
ピックアップ!
岬鷺宮さんの経験が存分に生かされている青春音楽ものです!
神田夏生
昨日ちょうど最新作の『君を失いたくない僕と、僕の幸せを願う君』をブログでも取り上げたんですけど、好きなんですよね、神田さんの作品。デビュー作『狂気の沙汰もアイ次第』はかなり容赦のないデスゲームもので、その続刊である『狂気の沙汰もアイ次第 ループ』がすごく面白くてファンになりました。とにかくスラスラ読める文章に人間味のある登場人物に容赦のない残酷な運命。それが直近2作品ですごく生かされていて、新作が出ると「買いたい!」ってなる作家さんの一人です!あと個人的にヒロインのネーミングも好きなんですよね…一陽、緋花里とか字面の美しさを存分に感じます!これから絶対にヒットする作品を生み出す作家さんなので今からファンになって一緒に古参面しましょうw
ピックアップ!
台風みたいですごくかわいい女の子・緋花里が死んだあとの物語。彼女を取り戻すために奮闘する夕斗の切ない恋物語。『君を失いたくない僕と、僕の幸せを願う君』と合わせてぜひ!
石川湊
個人的にラノベでSFと言われてまず思いつくのが石川湊さんの作品だったりします(正確にはデビュー作から買ったわけではないんですけど、全作読んでるから許して…)石川さんの作品を読み始めたのはデビュー2作目の『くもりのちナイン』からなのですが面白くてすぐにファンになりましたね。石川湊さんの作品の特徴は個人的には世界観だと思っていて、デビュー作の『スカイ・フォール』では空に浮かぶターミナルを無数の鋼線が繋いでいてそれをゴンドラに乗って移動するとか、『くもりのちナイン』の汚染物質で覆われた世界を旅するとか、『罪の巨人と銀時計のアイア』伝説の巨神シンの中がダンジョンになっていてそれを攻略するとか…RPGのゲームをプレイしているような(実際、石川湊さんの作品はゲームの影響を受けているらしいです)感覚が味わえます!最新作の『罪の巨人と銀時計のアイア』3作目の『ステ振り失敗!ポンコツ勇者のシロとクロ ~赤魔法教官の育成計画~』はファンタジーですが、こちらも面白いですよ(ステ振り失敗っはちょっと毛色が違いますが…)!個人的にはデビュー作の『スカイ・フォール』『くもりのちナイン』から読んで存分にSFを感じてもらいたいです!あらすじ読んで気になったらぜひ!
ピックアップ!
石川湊さんの小説家になろう掲載作品。人間の見世物として戦うAESと呼ばれる機械たちの物語。作中にはときちさんの素晴らしいイラストもあって読み応え抜群のSFです!
西塔鼎
『ウォーロック・プリンセス 戦争殺しの姫君と六人の家臣たち』でデビューした作家さん。うまく言えなくてすごく申し訳ないのですがデビュー作から”なんかこうフィーリングで好きな作家さん”で最新作まで全作買って読んでます。こう言語化できないのってもどかしいですよね…デビュー作は戦車を使ったファンタジー戦記でそこから『かみさまドクター』『エレメンタル・カウンセラー』と医療ものが続いて、その医療要素を引き継ぐ『死にたがりの聖女に幸せな終末を』で一気に注目された感じですね。この作家さんのこういうところが好き!って言えないのはなんかすごくもどかしいんですけど、どの作品も面白いので読んでください。いいぞ、西塔鼎さんの作品は。
ピックアップ!
とにかくラスト…!もうマジでラスト。ラストなんですよね。ドキュメントっぽい感じの作品です。面白いですよ。
ということで雑談にしては書きすぎましたが…じ、次回からはもうちょっと緩くやっていきますね…
今日のBGM↓
さて、新年最初に何書こうって思った時にデビュー作からずっと追ってる作家さんが何人かいることを思いだしました。のでその作家さんのことについて書いていきます。とりあえず今回は4人の電撃文庫を中心に執筆している作家さんのことを。
岬鷺宮
まずは岬鷺宮さん。デビュー作の『失恋探偵ももせ』がめっちゃ好きでその後の作品は全部読んでます(と思ったら『空の青さを知る人よ Alternative Melodies』は読んでいなかったですね。オリジナル作品は全部に言い換えておきます…)。作品のメイン要素は高校生たちの恋愛かな?と思います。岬鷺宮さんの作品でとにかく好きなのが感情描写なんですよね。登場人物の揺れ動く感情の一瞬を絶対に見逃さない。それが特に生かされていると思っているのが『読者と主人公と二人のこれから』で主人公の細野が時子に抱いている気持ちにズレを抱くシーンなんですよね。読んだことのある人ならわかりますよね?あとやっぱり過去の作品の登場人物を最新作に出してくれるのがめっちゃ嬉しいです。デビュー作のヒロインの千代田百瀬が、『読者と主人公と二人のこれから』の細野と時子が、最新作である『三角の距離は限りないゼロ』に登場していて…物語って終わってしまうと、結末を迎えてしまうとその物語の登場人物はどこかで生きているかもしれないって想像するしかなくて、でも別の物語でもちゃんと生きているところを見ると誰の中でも確かにこの男の子は女の子は生きているんだなっていう実感があるんですよね。岬鷺宮さんの作品でちょっと異なる切り口の作品は『大正空想魔術夜話 墜落乙女ジヱノサヰド』と『放送中です! にしおぎ街角ラジオ』。前者は大正時代を舞台にしたダークテイストの異能もので、後者は女性主人公で女性向けの要素が強いキャラ文芸になってます。あとコメディ枠で唯一ファンタジーな『魔導書作家になろう! >ではダンジョンへ取材に行きますか?(はい/いいえ)』もですかね?とはいえ、岬鷺宮さんの作品はどれも自信を持ってオススメといえます!最新作の『三角の距離は限りないゼロ』から入った人もいると思うので、ぜひ気になった作品から手に取ってみてください!
ピックアップ!
岬鷺宮さんの経験が存分に生かされている青春音楽ものです!
神田夏生
昨日ちょうど最新作の『君を失いたくない僕と、僕の幸せを願う君』をブログでも取り上げたんですけど、好きなんですよね、神田さんの作品。デビュー作『狂気の沙汰もアイ次第』はかなり容赦のないデスゲームもので、その続刊である『狂気の沙汰もアイ次第 ループ』がすごく面白くてファンになりました。とにかくスラスラ読める文章に人間味のある登場人物に容赦のない残酷な運命。それが直近2作品ですごく生かされていて、新作が出ると「買いたい!」ってなる作家さんの一人です!あと個人的にヒロインのネーミングも好きなんですよね…一陽、緋花里とか字面の美しさを存分に感じます!これから絶対にヒットする作品を生み出す作家さんなので今からファンになって一緒に古参面しましょうw
ピックアップ!
台風みたいですごくかわいい女の子・緋花里が死んだあとの物語。彼女を取り戻すために奮闘する夕斗の切ない恋物語。『君を失いたくない僕と、僕の幸せを願う君』と合わせてぜひ!
石川湊
個人的にラノベでSFと言われてまず思いつくのが石川湊さんの作品だったりします(正確にはデビュー作から買ったわけではないんですけど、全作読んでるから許して…)石川さんの作品を読み始めたのはデビュー2作目の『くもりのちナイン』からなのですが面白くてすぐにファンになりましたね。石川湊さんの作品の特徴は個人的には世界観だと思っていて、デビュー作の『スカイ・フォール』では空に浮かぶターミナルを無数の鋼線が繋いでいてそれをゴンドラに乗って移動するとか、『くもりのちナイン』の汚染物質で覆われた世界を旅するとか、『罪の巨人と銀時計のアイア』伝説の巨神シンの中がダンジョンになっていてそれを攻略するとか…RPGのゲームをプレイしているような(実際、石川湊さんの作品はゲームの影響を受けているらしいです)感覚が味わえます!最新作の『罪の巨人と銀時計のアイア』3作目の『ステ振り失敗!ポンコツ勇者のシロとクロ ~赤魔法教官の育成計画~』はファンタジーですが、こちらも面白いですよ(ステ振り失敗っはちょっと毛色が違いますが…)!個人的にはデビュー作の『スカイ・フォール』『くもりのちナイン』から読んで存分にSFを感じてもらいたいです!あらすじ読んで気になったらぜひ!
ピックアップ!
石川湊さんの小説家になろう掲載作品。人間の見世物として戦うAESと呼ばれる機械たちの物語。作中にはときちさんの素晴らしいイラストもあって読み応え抜群のSFです!
西塔鼎
『ウォーロック・プリンセス 戦争殺しの姫君と六人の家臣たち』でデビューした作家さん。うまく言えなくてすごく申し訳ないのですがデビュー作から”なんかこうフィーリングで好きな作家さん”で最新作まで全作買って読んでます。こう言語化できないのってもどかしいですよね…デビュー作は戦車を使ったファンタジー戦記でそこから『かみさまドクター』『エレメンタル・カウンセラー』と医療ものが続いて、その医療要素を引き継ぐ『死にたがりの聖女に幸せな終末を』で一気に注目された感じですね。この作家さんのこういうところが好き!って言えないのはなんかすごくもどかしいんですけど、どの作品も面白いので読んでください。いいぞ、西塔鼎さんの作品は。
ピックアップ!
とにかくラスト…!もうマジでラスト。ラストなんですよね。ドキュメントっぽい感じの作品です。面白いですよ。
ということで雑談にしては書きすぎましたが…じ、次回からはもうちょっと緩くやっていきますね…
今日のBGM↓