どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています
さて、今回紹介するのはトネ・コーケンさんの「スーパーカブ6」です!
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前巻の記事↓

ストーリー A
内容は、ついに高校の卒業式を迎え制服に別れを告げる小熊たち。入院により危うかった卒業も補習をなんとかこなすことで無事に卒業の日を迎える。高校生から大学生になるまでの短い期間。小熊たちはこれから自分たちが生活することになる東京に旅をすることに決める。山梨にはない高い建物に明かりの消えない街。刺激的な東京の街で小熊たちはカブを走らせる…とこんな感じです!

〜高校生にさよなら〜
シリーズ第6弾!アニメ化も決定とスニーカー文庫発のカクヨム書籍化作品では出世頭的な作品になりましたね!今回はシリーズに一区切りつく高校生の終わりを描いた物語でした!面白かったです!
事故で入院するも補習をこなしたことでなんとか卒業することができた小熊。礼子と椎と並んでいるといつもの小熊って感じがしますね。病室メンバーはよくもわるくもエキセントリック勢だったので…いや礼子も椎も普通の女の子ではないわけですが…卒業を迎えた小暮たち3人は大学生になるまでの短い間でどこかに行こうと旅を企画します。そしてこれから暮らすことになる東京へ行くことに!これまで何度もいった山梨から東京への道も帰る場所が山梨にはないとなるとちょっと違った雰囲気ですね…卒業式が終わると同時に飛び出して渋谷のフリマでバイクパーツを漁りに行こうとするところはさすがですねw そうして始まった東京旅。山梨とは違いカブを止めるのも一苦労な窮屈な世界。夜でも街は呼吸を止めずに煌々と明かりが灯り続ける…僕はずっと東京に住んでいて大学時代なんかはオールで飲んだりカラオケしたりしてましたけど、そういう人間側にいたので小熊たちの純粋な目で見た東京はよくわかんないかもしれないですね…東京を旅して最後にそこにいくか!というのはすごく良かったですし、終盤はなんだか感慨深くて…小熊が生きて成長した一つの結果を感じられました!面白かったです!

キャラ A
小熊は相変わらず小熊ですね。でも見る景色が確実に変わっていて、あっ小暮は今こんな風に東京を見てこんな風に山梨を感じているんだと思うとなんだか愛おしいですね。礼子はなんだか久しぶりな感じ。入院中は同室のメンバーたちのパワーが凄かったので、こうしてみると礼子はまだマシなほう…ではないですね(^_^;)椎は相変わらず小熊LOVEで安心しました。ちっこい体で一生懸命カブに乗る姿は想像するだけでグッドですね!

最後に
高校生が終わり一区切りついた感じですが、アニメ化もしますしまだまだ続きますよね…?大学生になった小熊がこれからカブとどんな生活をしていくのか楽しみです!7巻も楽しみに待ってます!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル



スーパーカブ6



著者



トネ・コーケン



レーベル



角川スニーカー文庫



ISBN



978-4-04-108919-4


表紙の画像は「版元ドットコム」様より