どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています
さて、今回紹介するのは宇野朴人さんの「七つの魔剣が支配するⅤ」です!
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前巻の記事↓
ストーリー A
内容は、二学年となり困難さを増す授業になんとか食らい付いているオリバーたち。そんな中、オリバーは次なる仇討ちの相手をエンリコに決め同志たちと戦いの準備を始める。ゴーレムの技術において天才的な才能を持つエンリコに果たしてオリバーたちはどう挑むのか…とこんな感じです!

〜復讐を叫べ〜
シリーズ第5弾!シリーズ累計30万部突破とさらに勢いを増してますね!今回も面白かったです!
まずプロローグ。これ最初読んだ時ちょっとうん?って思ったんですけど、最後まで読み終えて改めて読み返すと「あぁ…」って感じになりますね。双杖のクロエ…物語は二学年になったオリバーたちの授業風景から始まります。グリフォンを従える授業ではカティが自分なりのやり方で挑みますが…ある意味では彼女が1番理想と現実のギャップに苦しんでいるのかもしれないですね…天文学の授業も興味深いですね。まさに世界を解き明かすというか、世界そのものにクエスチョンが投げ掛けられ異端・グノーシスについて語られる…世界観がぐっと響きますね。そしてエンリコの最高傑作を図らずとも見ることになったオリバー。本当にこんな相手に復讐なんて果たせるのか…そう思っていたのも束の間、中盤以降はvsエンリコのお話へ!いや〜中盤以降のエンリコ戦はマジで熱いですね!エンリコ自身の過去も見せながら、ゴーレムという枠にとらわれないゴーレムとのバトル!特にオリバーが彼女の力を借りる場面からは鳥肌が立ちっぱなしでした!終盤おっ!と思うあの要素もあったり、戦いの果てでエンリコが残したセリフなど印象的なシーンがたくさんありました!今回も最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!

キャラ A
オリバー…マジでこの子は本当に色んなものを背負って、色んなものを犠牲にしてますね…せめてナナオと幸せになって欲しいんですけど…今回は個人的にはテレサが良かったですね。日常パートでは無表情で相手のことなんて眼中にないクール?系美少女。戦闘になると隠密最強の暗殺者…こういう女の子大好きです!もちろんエンリコを始め敵も味方も魅力的でした!

最後に
今回もすごく面白かったです!まさに魔法のファンタジーですね!6巻は夏頃発売ということで今から待ち遠しいです!次はナナオも活躍しそうですね!続刊待ってます!



どんな人にオススメか?


それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル



七つの魔剣が支配するⅤ



著者



宇野朴人



レーベル



電撃文庫



ISBN



978-4-04-913072-0


表紙の画像は「版元ドットコム」様より