どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています
さて、今回紹介するのは逆井卓馬さんの「豚のレバーは加熱しろ」です!
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ストーリー A
内容は、生の豚レバーを食べて駅で倒れた童貞ヒョロガリの主人公。目を覚ますと病院かと思いきやそこは異世界だった⁉︎しかも人間ではなく豚になっていた⁉︎ジェスという人の心を読み取れるイェスマという種族の女の子に助けられた彼は、王都へ向かうというジェスとともに旅をすることに。16歳になったイェスマは王都に向かわなければならないというルールに従い、途中イェスマを狙うイェスマ狩に襲われながらも王都へ向かう。イェスマとは何か。そして明かされるこの世界の秩序とは…とこんな感じです!

〜優しい少女の願いと豚〜
第26回電撃大賞金賞受賞作!独特な語りというか1人語り(豚語り?)の一人称が特徴的な優しいジェスの旅物語でした!面白かったです!
豚の生レバーを食べた結果、お腹を壊し異世界に転生してしまった主人公。姿はなぜか豚…というところから始まる物語。豚の生はやべーっすよ…昔見た中国で豚の生肉食べまくった人の話思い出します…閑話休題。豚に転生した主人公はジェスという人の心が読める少女に助けられます。イェスマという種族である彼女はこの世界のルールに従い王都をめざすと聞き、主人公は王都で人間に戻れる手がかりが見つかるかもしれないと共に旅に出ることに。旅に出るまでもなかなか危険な橋を渡ってましたね…リスタという魔法使いが作ったこの世界のエネルギーを手に入れるために危ない人たちと渡り合ったり…ジェスがなまじ優しくて純粋で素直な女の子だからこその危険というか危うさがありました。道中で出会ったノットという狩人の手も借りて、王都に近づく1人と1匹。そして明かされるイェスマの秘密とこの世界の秩序構造。ミステリ風に引っ張っていた謎が明かされるのは読んでいて「なるほど」と思いましたね。ただ、なんか歯切れ悪いというか…面白いことは間違いないんですけど、絶妙に旅の目的がはっきりしないんですよね。ジェスはなんで王都に向かうのか?のアンサーは「イェスマはそういう決まりだから」ではっきりしない。豚が一緒に王都に向かう理由も人間に戻る方法を探すためだったはず(読み違えていたらすみません…)なのに旅の最中は一切そのことには触れられていないですし…最後まで読むと「あぁ。こういう物語なんだな」っていうのと「あぁ。面白かった」っていうのはあるんですけど、じゃあそれで?みたいな…ライトな旅じゃないくせになんか目的がはっきりしない。でもそのはっきりしない目的が物語に良い作用をしているわけではない。なんか面白かったで終わらせてくれない作品でした。

キャラ A
豚は妄想垂れ流しの理系オタク。童貞。童貞。童貞。大事なことなので3回言いました。はい。ジェスは優しい女の子。豚のキモオタ丸出しの思考を読んでも笑ってあまつさえ裸を見せてもいいという…いい子すぎますね…ジェスは純粋に可愛かったです。

最後に
うーん…なんか2巻読んだら変わりますかね?この物語の読味。とりあえず続刊は出ると思うので買ってみようかと思います…

どんな人にオススメか?
うーーーん…自分でこういうテンプレ作っておいてなんですけど、「どんな人にオススメ?」ってかけないタイプの作品ですね…豚の1人語り激しい系の地の文が大丈夫なら…

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル



豚のレバーは加熱しろ



著者



逆井卓馬



レーベル



電撃文庫



ISBN



978-4-04-913013-3


表紙の画像は「版元ドットコム」様より