どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています
ストーリー A
内容は、犯罪者や異教徒が跋扈する最悪の土地・ベイバロン領。両親がアル中で死に若くしてベイバロン領を継ぐことになったリゼ。彼は貴族なら誰でも使える魔法のうち、回復魔法しか使えないため領民の反乱を恐れていた。そんな彼は領民に殺されないために、とにかく領民に優しくすることに!病気の者を癒し、異教徒を認め、回復魔法で農作物や家畜を再生させることでどんどん領地を豊かにしていく!元々は領民に殺されないために魔法を使っていたリゼだが、次第に領地が豊かになりすぎて領民たちに国家への反逆者だと思われるようになり…とこんな感じです!
〜勘違いでどんどん領地が豊かになります!〜
Twitterで作者の方が生の豚肉食べてるのを見かけて購入。なんか乙一さんが推薦コメント書いていたり(正気か?てか本物の乙一さん?)著者紹介欄がはっちゃけてたり、あとがきにフォロワーさんにいただいたプレゼント紹介コーナーがあったり(なんだこれ?マジでなんだこれ?これがラノベのあとがきか?てか淫具セットの写真とか載せるな。編集さんもモザイクかけて載せるな)と本編以外にも色んな意味で楽しめる作品でしたね…はい…この作者さんマジですげーな…
キャラ A
リゼはなんかすごく無垢なんですよね。それ故にじぶんがやっていることの意味に全然気づかなくて…でも最初は自分が害されたくないからが、領地が発展して領民が幸せならいいに変化していくのはいいことだなと思いました。アリシアは異教とされるデミウルゴス教のシスター。なかなかの変態っぽいですがまだ本性表していやがりませんねこいつ。かわいくて変態でリゼのことが大好きなシスターです。イリーナは金髪ケモミミ!というだけで個人的に大好きなヒロインですね!獣人たちの姫で、食べるのが大好きで、リゼのことが好きだけどうまく感情に表せていない感じとか最高でした!
最後に
めっちゃ面白かったです!作者を含めて(小声)はっちゃけまくりの裏にある安定して読みやすい文章としっかりと理論づけされた事象、フリーフォールのようにどんどん加速していく物語にページをめくる手が止まりません!コミカライズも決まっているようなので、続刊ももちろんありますよね?2巻も楽しみです!
どんな人にオススメか?
ライトでコメディよりの内政もの、領地運営ものが読みたい方は!かなりはっちゃけているので好みは別れそうですが、読みやすい文章とページをめくる度に加速していく面白さは魅力的です!気になったかたはぜひ!あとがきだけでも
それではこの辺で(≧(エ)≦。)
表紙の画像は「版元ドットコム」様より
さて、今回紹介するのは馬路まんじさんの「底辺領主の勘違い英雄譚 1 ~平民に優しくしてたら、いつの間にか国と戦争になっていた件~」です!

内容は、犯罪者や異教徒が跋扈する最悪の土地・ベイバロン領。両親がアル中で死に若くしてベイバロン領を継ぐことになったリゼ。彼は貴族なら誰でも使える魔法のうち、回復魔法しか使えないため領民の反乱を恐れていた。そんな彼は領民に殺されないために、とにかく領民に優しくすることに!病気の者を癒し、異教徒を認め、回復魔法で農作物や家畜を再生させることでどんどん領地を豊かにしていく!元々は領民に殺されないために魔法を使っていたリゼだが、次第に領地が豊かになりすぎて領民たちに国家への反逆者だと思われるようになり…とこんな感じです!
〜勘違いでどんどん領地が豊かになります!〜
Twitterで作者の方が生の豚肉食べてるのを見かけて購入。なんか乙一さんが推薦コメント書いていたり(正気か?てか本物の乙一さん?)著者紹介欄がはっちゃけてたり、あとがきにフォロワーさんにいただいたプレゼント紹介コーナーがあったり(なんだこれ?マジでなんだこれ?これがラノベのあとがきか?てか淫具セットの写真とか載せるな。編集さんもモザイクかけて載せるな)と本編以外にも色んな意味で楽しめる作品でしたね…はい…この作者さんマジですげーな…
一旦、作者さんのことを頭から追い出して作品のことだけ語っていきますね。はい。
まず言わせてください…この作品すごく面白いです!いいですね!最初は自分の保身のために媚び諂っていたのが、いつしか領地を発展させ国家に反逆しているような物語!めっちゃくちゃむっちゃくちゃにはっちゃけてるくせに、背景は理論に裏打ちされた(?)理由と原因があってただ魔法の力で不思議と領地が発展して国家に反逆しているわけではないのもグッドでした!すごく面白かったです!
あまりにも貧しすぎて犯罪者や傷病人しかいないベイバロン領。両親がアル中で死んだせいで若くして家督を継ぐことになったリゼは、両親とは違い攻撃魔法が使えないせいで領民に殺されるのではないかと怯えています。そして考えたのがとにかく媚び諂うという作戦。リゼは回復魔法を使い怪我や病気に苦しむ領民たちを次々に癒していきます!うん!いいですね!こういうノリでどんどん領地を豊かにしていくの!回復魔法はもはや「それは回復魔法なのか?」ってレベルの魔法で怪我や病気を治すだけではなく、農作物や家畜を再生できるという半ば創造に近いことやりますけど(^_^;)異教徒を認めて(反乱されたくないから)獣人を認めて(反乱されたくないから)と理由はともかく色んなものを認めて、これまでの貴族の常識を全部無視してどんどん領地を発展させていきます!でも領地が豊かになっていくに連れて増していく「リゼが国家に反逆しようとしている」という疑い…美味しいもの安く買えたらいいじゃん!というノリで隣の領地のブランド林檎を回復魔法でコピーしまくって売って経済破綻させて、結果としてそれが領地拡大と戦力増強につながったり…それを領民たちは国家に反逆するための準備だ!と捉えています。でもリゼ本人は全く気付いていなくてただ自分が領民に害されたくないだけ、領民が幸せになればいいだけ、王様に褒めてもらいたいだけとすごく無垢で…このギャップ感がすごくいいですね…作品のノリもこの作者にしてこの作品ありだなと納得させられるテンションで終始進んでいきます!テンションがいいことはもちろんなんですけど、文章もすごくテンポが良くて読みやすいんですよね…異教・デミウルゴス教のシスター(教祖?)のアリシア、獣人の姫・イリーナのダブルヒロインもすごく可愛かったです!はっちゃけまくりのノリと勘違いが楽しいライトな内政ものでした!面白かったです!
キャラ A
リゼはなんかすごく無垢なんですよね。それ故にじぶんがやっていることの意味に全然気づかなくて…でも最初は自分が害されたくないからが、領地が発展して領民が幸せならいいに変化していくのはいいことだなと思いました。アリシアは異教とされるデミウルゴス教のシスター。なかなかの変態っぽいですがまだ本性表していやがりませんねこいつ。かわいくて変態でリゼのことが大好きなシスターです。イリーナは金髪ケモミミ!というだけで個人的に大好きなヒロインですね!獣人たちの姫で、食べるのが大好きで、リゼのことが好きだけどうまく感情に表せていない感じとか最高でした!
最後に
めっちゃ面白かったです!作者を含めて(小声)はっちゃけまくりの裏にある安定して読みやすい文章としっかりと理論づけされた事象、フリーフォールのようにどんどん加速していく物語にページをめくる手が止まりません!コミカライズも決まっているようなので、続刊ももちろんありますよね?2巻も楽しみです!
どんな人にオススメか?
ライトでコメディよりの内政もの、領地運営ものが読みたい方は!かなりはっちゃけているので好みは別れそうですが、読みやすい文章とページをめくる度に加速していく面白さは魅力的です!気になったかたはぜひ!あとがきだけでも
それではこの辺で(≧(エ)≦。)
書籍情報
タイトル | 底辺領主の勘違い英雄譚 1 ~平民に優しくしてたら、いつの間にか国と戦争になっていた件~ |
著者 | |
レーベル | オーバーラップ文庫 |
ISBN | 978-4-86554-639-2 |