どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています
さて、今回紹介するのは比嘉智康さんの「ワーウルフになった俺は意思疎通ができないと思われている 1」です!
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ストーリー A
内容は、ある日突然ワーウルフとして異世界に転生してしまった竜之介。その世界でのワーウルフは人間はおろか他の魔物とも意思疎通ができない種族だった。そんなハードな状況の中、竜之介はエフデというテイマーを目指す1人の少女を助ける。彼女はある理由からいなくなってしまったパートナーの代わりに竜之介をパートナーとすることに。しかし彼女はワケワリでテイマーの名家にも関わらず極貧生活を送っていて…とこんな感じです!

〜言葉がなくても伝わるよ〜
比嘉智康さんの新作!個人的には初挑戦の作家さんになります。また今月から参加させていただいているHJ文庫公式レビュアープログラムの紹介作品になります。とはいっても感想は他の作品と同じように書きますのでご安心ください。言葉を伝えられないワーウルフとワケあり少女の楽しくて優しい異種間コミュニケーションな作品でした!面白かったです!
物語は竜之介がワーウルフに転生する前、女の子から告白される場面から始まります。まさかこれが伏線になるとは…そして異世界にワーウルフとして竜之介は転生します。転生先の世界ではワーウルフは人間どころか他の魔物・魔族とも意思疎通ができない種族。竜之介は転生早々に見せ物にされることに…しかし、エフデというテイマーの名家の少女を助けたことで彼女のパートナーとしてこの世界で暮していくことになります!名家のお嬢様なのになぜか貧乏生活を送るエフデ。そんな彼女の良きパートナーとして異世界で生活していくことになります。キズナという名前をもらい時にはエフデの盾に、時にはエフデの剣になり一緒に暮らす竜之介の姿は見ていて思わず頑張れを応援したくなりました。物語は竜之介の一人称で進むんですけど、彼の語り口がまたいいですよね…程よいキレ味のツッコミとエフデのことを気遣う優しさが溢れる文章は読んでいてすごく心地よかったです!終盤はエフデがあるピンチに陥ります。竜之介の力では解決できないその問題に、彼が何を思っているのかわかる場面は竜之介の優しさと素直な思いに心打たれました…最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!

キャラ A
ワーウルフに転生した竜之介は心優しいやつでしたね。転生前のトラウマ?のせいであまり女の子が得意でない彼ですが。エフデとだけは普通に接することができて…エフデのために頑張れるすごく優しいワーウルフでした。エフデはかわいいだけじゃない頑張り屋さんの女の子!テイマーの学校に入るために頑張って勉強して、ある事情から極貧生活をしていても自分でしっかりお金を稼いで、竜之介(キズナ)のために色々考えてくれて…本気で幸せになってほしいと願ってしまう。そんな素敵な女の子でした。

最後に
面白かったので2巻も読みたいです!こういう言葉とか行動とかを超えた「伝わる」が味わえる作品はなかなかないと思います!あと個人的にすごくあとがきでじーんとしてしまったので…長く続いてほしいです…2巻も楽しみに待ってます!

どんな人にオススメか?
異種間コミュニケーションとかそういうのが好きな方は!文章から優しさが感じられる素敵な作品です!ファンタジーとしても独特な世界観や設定は読んでいて楽しいですし、言葉で伝えられないからこそ伝わる何かがある物語です!気になった方はぜひ!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル



ワーウルフになった俺は意思疎通ができないと思われている 1



著者



比嘉智康



レーベル



HJ文庫



ISBN



978-4-7986-2207-1


表紙の画像は「版元ドットコム」様より