どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています
さて、今回紹介するのは糸森環さんの「かくりよ神獣紀 異世界で、神様のお医者さんはじめます。 1」です!
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ストーリー A
内容は、現代日本から転生し亥雲の国に転生した八重。彼女は神巫として花耆部という村で祭事を執り行っていた。そんなある日、美治部という村と集団結婚を行うことになる。八重も嫁ぎ先として美治部へ赴くが、この世界が必ず持つ魂の特性がないことがバレ朧者という化け物に襲われた際におとりとして見捨てられてしまう。絶対絶命のピンチをかつて神だったという金虎・亜雷に助けられる。八重は彼に振りまわされ奇現という病に侵された弟の白虎・栖伊を助けることになるが…とこんな感じです!

〜神秘的な世界で虎と共に奇病を治す〜
今回は女性向けのライトノベルの紹介となります。女性向けは江本マシメサさんの作品を中心に時々読むのですが、年間10冊未満くらいです。糸森環さんの作品は初挑戦、というか何気にビーンズ文庫の作品も初めてですね。日本神話的な世界観をベースに独特な<和>のテイストを取り入れた世界観が魅力の和風ファンタジーでした!面白かったです!
まずなんと言っても世界観!すごく好きです!日本神話のような世界に祭事、呪、なぜか現代日本の数倍はある虫、動物。奇物と呼ばれる現代日本にあるものが巨大化し打ち捨てられたようなものがあちらこちらに散らばり…すごく神秘的でどこか荘厳な雰囲気を感じますね…イメージとしてはピクミンの世界に日本神話を足した感じでしょうか…物語は八重が幼子として転生するところから始まります。不気味な山になぜか1人。助けもなく飢えに苦しみ腐った果実を食べなければ生きていけない…そんな経験と彼女を助けた存在もあり八重は花耆部で神巫として祭事を行う少女として成長していきます。この祭事もまた神聖さを感じるものでとにかく読者をこの物語に引きずり込もうとする引力が半端ないです。近隣の村との集団結婚の話が持ち上がり村の女性たちとと共に美治部という村に嫁ぐことになる八重。しかしこの世界では重要とされる魂の性質がない八重は、そのことを見抜かれて朧者という化け物に襲われた際におとりにされてしまいます。このあたりの設定はなかなか説明しづらいのですが、本編を読むとすっと入ってくるんですよね…朧者に襲われ絶対絶命のピンチを迎える八重。そんな彼女を助けるのは俺様な金虎・亜雷。かつて神だった?という彼は強く朧者をあっという間に撃退します。色々な事情が重なり彼と共に行動することになった八重は、亜雷の弟である栖伊を助けることになります。奇現という病に侵される栖伊。この奇現がなかなか厄介で普通の人間には手に負えない。しかし八重は魂に性質がなく長年神巫を務めてきた経験からこの病を治す力があり…ここから物語はぎゅっと加速して八重の医者としての物語が始まっていきます。亜雷と栖伊の兄弟コンビとのやりとりもグッドでした!世界観が最高な読んでいて引き込まれる和風ファンタジーでした!面白かったです!

キャラ A
八重は前世の記憶があることもあり、見た目の割には精神年齢高めな女の子。祭事の際は凛とした雰囲気がありますが、普段の彼女は妙に生活力があってパワフルで亜雷たちとのやりとりも見ていて楽しかったです!亜雷は俺様な金虎兼イケメン青年。色々事情があるにせよ八重のことを守るために勇敢に立ち向かったりするところがグッドでしたね!ちょっと頭に血が昇りやすいですが(^_^;)栖伊は亜雷の弟で見た目は優男なのですが、兄にして弟ありという感じでなかなか血の気が多かったですね…

最後に
神秘的な世界観が魅力な素晴らしい作品でした!八重と亜雷・栖伊の兄弟コンビのやりとりも面白かったです!2巻があるならぜひ読みたいですね!気になったかたは!

どんな人にオススメか?
和風ファンタジー読みたいかたは!独特な和を感じる世界観や濃密な設定は読んでいて引き込まれること間違いなしです!女性向けですが男性でももちろん違和感なく読めると思いますので気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル



かくりよ神獣紀 異世界で、神様のお医者さんはじめます。 1



著者



糸森環



レーベル



角川ビーンズ文庫



ISBN



978-4-04-1093931


表紙の画像は「版元ドットコム」様より