どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています
さて、今回紹介するのは江本マシメサさんの「少女と猫とお人好しダークエルフの魔石工房」です!
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ストーリー A
内容は、生まれてから森の奥で父親と賢者のお爺さんと暮らしてきた少女・エル。彼女あは父親が行方不明となり師として面倒を見てもらっていた賢者も亡くなったことで天涯孤独の身となる。行方不明の父親を探すために猫妖精のヨヨと共に王都に向かうエル。しかし立ち寄った村ではあらぬ誤解をかけられたり悪い大人に騙されそうになったりと散々だった。そうしてたどり着いた王都でダークエルフの魔石技師・イングリットで出会う。彼女に魔石を提供する代わりに下宿させてもらえることになったエルは父親が行方不明になった真相を知り…とこんな感じです!

〜少女と猫とファンタジー〜
江本マシメサさんの作品!大好きな作家さんなのですが、ここ1年は作品を発表されるスピードに読む方が全然追いつかず…積んでいる作品も早く読みたいです…ダークな要素がありつつもエルという1人の少女がファンタジーな世界でたくましく生き抜いていく様子は読んでいてとてもワクワクしました!面白かったです!
序盤はエルが天涯孤独の身となるまでのお話が語られます。父親が帰ってこなくなり、魔法の師匠であり賢者のモーリッツと過ごす日々…しかしモーリッツが老衰で亡くなったことでエルは1人に…重たいシーンではあるのですが、モーリッツが生前どれだけの愛情をもってエルを育てていたのか物語が進むにつれて実感しましたね…エルのことを支える猫妖精のヨヨもかわいいだけじゃなくてエルの良き友としてパートナーとして寄り添っていたと感じました。そして父親を探しに王都へ向かうエル。道中寄った村では魔物喰いと言われ追い出され、あげくには父親の失踪後暮らしていたモーリッツの家に火をつけられる始末…しかしそんな残獄な仕打ちにも負けずにエルは旅を続けます。また違う村で流行病を治したことで村人の優しさから世界の厳しさ、大人の狡さ怖さを知ることができたのはよかったですね…あの村でエルがなにも得られなかったと思うとゾッとします。船で王都に向かう途中では1人の少女と素敵な出会いがあったり。シャーロットという貴族の女の子とのやりとりはエルの少女らしさを見ることできて癒しでしたね…そして王都へ到着。しかし王都でもエルには困難が待ち受けていて…その時出会ったのがダークエルフの魔石技師・イングリット。彼女に魔石を作る能力を見込まれたエルは魔石を提供する代わりに彼女の家に下宿くすることになります。最初は彼女のことを警戒していたエルですが、徐々に打ち解けて気の合うコンビになっていく過程はグッドでしたね!終盤では大きな問題も解決して、でも悲しい事実も明らかにされて…と色々なことをエルは経験しますがこれもきっといい経験となって彼女を強くしていくんでしょうね…最後まで1人の少女が困難を乗り越えていくファンタジーを楽しませていただきました!面白かったです!

キャラ A
エルは強いですね…12歳で天涯孤独の身になったにも関わらずモーリッツの教えを武器に優しくない世界で生きていく…でも時々見せる年相応の女の子の感情がまた…エルには幸せになってほしいものです。猫妖精のヨヨはエルの良きパートナーでしたね!これからも彼女のことをしっかり支えてほしいです!イングリットは私生活はかなりだらしないですが、魔石と使用した魔道具のことや冒険のことになると頼り甲斐のあるいいお姉さんでした!その他の旅の途中で出会う人々も魅力的でした!

最後に
少女が残酷な世界で生き抜いていくいいファンタジーでした!伏線も色々残されていますし2巻もありますよね?続刊楽しみに待ってます!

どんな人にオススメか?
ファンタジーが読みたい方は!魔石であったりの設定や産業革命後を彷彿とさせるテイストがはいった世界観は魅力的です!エルがひどいめにあいながらも残酷な世界で生き抜いていく姿はとても魅力的です!気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル



少女と猫とお人好しダークエルフの魔石工房



著者



江本マシメサ



レーベル



BKブックス



ISBN



978-4-8211-4542-3


表紙の画像は「版元ドットコム」様より