どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています
さて、今回紹介するのは作者さんの「現実でラブコメできないとだれが決めた?」です!
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ストーリー A
内容は、現実でフィクションのラブコメを体験するためにクラス委員となりデータを集めて自身のラブコメに最もふさわしい登場人物を探す長坂耕平。そんな彼はクラス一の美少女・清里芽衣に告白するためにラブレターで彼女を呼び出すもやってきたのは全く面識のない女子・上野原彩乃だった。興奮してつい自分がラブコメを現実に成立させたいという欲望を彩乃に話してしまう耕平。しかし彩乃は意外にも耕平に協力すると言い出して…現実でラブコメを起こすラブコメの開幕!とこんな感じです!

〜現実でラブコメしたっていいじゃん〜
第14回小学館ライトノベル大賞優秀賞受賞作!数多くの名作青春ラブコメが多いガガガ文庫の次世代を担うにふさわしい新たな青春ラブコメが誕生しましたね!面白かったです!
あとがきにもありましたけど、登場人物に名字は全部山梨県由来なんですね。勝沼…ワイン…飲みたい…閑話休題。
さて、物語はフィクションのようなラブコメを現実でイベントとして発生させるために生きている耕平と彩乃の出会いから始まります。芽衣の靴箱に入れるはずだったラブレターを誤って彩乃の靴箱へin。その結果彩乃が告白場所に来てしまい、勢い余って顔も見ずに告白した結果彩乃にフラれるという…楽しいやつですね。耕平くん。そして現実でラブコメを、という目論見がバレてしまった耕平は彼女も自身のラブコメの登場人物として引き入れようとします。普通に考えたら彩乃は断りそうなんですけどまさかのOK。ここから物語が始まります。現実でラブコメをするために、登場人物になりそうなやつを探す。そのために念入りな調査をして、会話でヒロイン候補の好感度を上げて、友人キャラを見つけて、さらにはいい成績を維持するためにしっかり勉強して…うん、なんか努力の方向が完璧に間違っているんですけど、誰よりもガチにラブコメしようとしているのでこういう調査がめっちゃ面白いですね。さりげない仕草や噂話を情報として集めて統計的に数字をなんちゃらして…とか常人じゃ思いつかないですよ。物語は中盤から彩乃を発端にきな臭くなっていきます。でも耕平が自らの過去を晒してまでラブコメをするためにピンチを乗り越えていくのはめっちゃ面白かったですね!というかこの解決方法はすごい!読んでいて楽しかったです!ただひとつ気になったのが同じガガガ文庫の青春ラブコメやそのほか青春ラブコメのパロの多さ…ぶっちゃけそれらを超えていく力あるんですから作中で千歳神!とか叫ばせなくてよくないですか?喰っちゃえますよ。チラムネも弱キャラも。まぁこの辺は完璧に個人の嗜好ですが…ともあれ最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!

キャラ A
耕平はまぁストレートにキツイやつなんですけどwでも現実でラブコメをするためにすごく一生懸命なのが青春って感じで嫌いじゃないです。時々おっちょこちょいだったり予想外の事態に弱かったりするのも、完璧すぎないことで親しみが持ててグッド!彩乃は耕平にはクールで辛辣なんですけど、とにかくスペック高いですね…耕平の一歩間違えたらストーカーの調査にもついていくどころか倍以上の仕事しますし…それにかわいい…芽衣ちゃんは正統派体育会系ほんのりふんわりすきあり系女子かと思いきや…最後で見せてくれましたね。こういう女の子嫌いじゃないむしろ好き。その他のキャラも魅力的でした!

最後に
最後まで楽しく読ませていただいました!ガガガ文庫に新たな青春ラブコメのニューフェイスが来ましたね!続刊は決まっているようなので2巻が楽しみです!

どんな人にオススメか?
青春ラブコメが読みたい方は!ちょっとメタですけど、その辺り気にならなければとにかくイベントひとつひとつが濃いラブコメとして楽しめると思います!気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル



現実でラブコメできないとだれが決めた?



著者



初鹿野創



レーベル



ガガガ文庫



ISBN



978-4-09-451856-6


表紙の画像は「版元ドットコム」様より