どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています
さて、今回紹介するのはカミツキレイニーさんの「魔女と猟犬」です!
![IMG_4128](https://livedoor.blogimg.jp/you1869/imgs/9/c/9c2f012f-s.jpg)
ストーリー A
内容は、魔術師たちを集め強大な軍事力を背景に領土を拡大するアメリア王国。その脅威に晒された小国キャンパスフェローは王国に対抗するために忌み嫌われ恐れられる魔女を集めて対抗しようとする。そんな折、隣国レーヴェで鏡の魔女が拘束されたとの情報が手に入る。キャンパスフェローは魔女を譲り受けるために領主のバドを中心にキャンパスフェローに赴く。暗殺者のロロはバドの命令を受けて秘密裏にある行動に出るが、そこで魔女の秘密が明らかになり…とこんな感じです!
〜国を揺るがす魔女探しの開幕〜
カミツキレイニーさんの新作!カミツキレイニーさんの作品は個人的にはスニーカー文庫から発売された「それでも異能兵器はラブコメがしたい」以来ですね。ダークファンタジーというよりは個人的には悲恋譚敵な側面が強いかなと読んでいて感じましたね。主人のために戦う暗殺者のロロをはじめとしたキャンパスフェローの人々の人間味をとても強く感じる作品でした!面白かったです!
軍事力を増し近国を次々と飲み込む大国・アメリア王国。小国キャンパスフェローはアメリア王国に対抗する手段として魔女を探し、集めて抵抗するプランを立てる…この世界の魔女は中世ヨーロッパの魔女と同じように忌み嫌われていて、魔女裁判によって裁かれていたりとダークさを感じる設定となっていますね。キャンパスフェローの領主であるバドは隣国レーヴェにて魔女を捕らえたとの報を受け、魔女を譲り受けるべくレーヴェに向かいます。バドの娘であるデリリウム、キャンパスフェローの要である鉄火の騎士団を率いるハートランド、メイドのカプチノ、そして暗殺者の黒犬ことロロ…彼らはレーヴェに辿りつきます。レーヴェで明らかにされる魔女が起こした惨劇と捕らえた魔女の情報が伝えられます。個人的にはこの時点で魔女ってあんまり悪い奴に思えなかったんですよね…いや、もちろんそれは魔女について語られる序章があるからなんでしょうけど…そして始まる魔女を巡る国同士の戦い。キャンパスフェローの特産品である剣が欲しいかつ魔女が起こした惨劇故にどうしても彼女を火刑に処したいレーヴェ。王国アメリアに抵抗するためになんとしても魔女を手に入れたいキャンパスフェロー。国と国との思惑が絡みあう中でロロはバドの命令で秘密裏に魔女を手に入れようとします。その中で明らかになっていく魔女にまつわる物語。魔女はやっぱり悲しい運命を背負っているんですね…彼女の想いは彼女が愛した人の想いを知らずに…そして終盤の惨劇。魔女と魔術師たちの戦いは読ごたえ抜群でしたね…そしてラスト。ロロが黒犬として、暗殺者として目覚めるシーンは胸を打ちました。悲しみを乗り越え冷徹な暗殺者になった瞬間でしたね…最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!
キャラ A
ネタバレになるのでキャラ全員については触れられませんが、ロロは最初と最後で印象が本当にガラリと変わって黒犬を襲名した少年から暗殺者としての黒犬になる姿がすごくよかったです。
最後に
面白かったので2巻も楽しみです!この物語は続刊が出るたびに面白くなっていくタイプのお話だと思うので…2巻待ってます!
どんな人にオススメか?
ダークなファンタジーが読みたい方は!国同士の策略、その中で暗躍するロロのスタイリッシュな躍動ぶりが魅力です!また魔女にまつわる過去は胸を打ちます。気になった方は!
それではこの辺で(≧(エ)≦。)
さて、今回紹介するのはカミツキレイニーさんの「魔女と猟犬」です!
![IMG_4128](https://livedoor.blogimg.jp/you1869/imgs/9/c/9c2f012f-s.jpg)
ストーリー A
内容は、魔術師たちを集め強大な軍事力を背景に領土を拡大するアメリア王国。その脅威に晒された小国キャンパスフェローは王国に対抗するために忌み嫌われ恐れられる魔女を集めて対抗しようとする。そんな折、隣国レーヴェで鏡の魔女が拘束されたとの情報が手に入る。キャンパスフェローは魔女を譲り受けるために領主のバドを中心にキャンパスフェローに赴く。暗殺者のロロはバドの命令を受けて秘密裏にある行動に出るが、そこで魔女の秘密が明らかになり…とこんな感じです!
〜国を揺るがす魔女探しの開幕〜
カミツキレイニーさんの新作!カミツキレイニーさんの作品は個人的にはスニーカー文庫から発売された「それでも異能兵器はラブコメがしたい」以来ですね。ダークファンタジーというよりは個人的には悲恋譚敵な側面が強いかなと読んでいて感じましたね。主人のために戦う暗殺者のロロをはじめとしたキャンパスフェローの人々の人間味をとても強く感じる作品でした!面白かったです!
軍事力を増し近国を次々と飲み込む大国・アメリア王国。小国キャンパスフェローはアメリア王国に対抗する手段として魔女を探し、集めて抵抗するプランを立てる…この世界の魔女は中世ヨーロッパの魔女と同じように忌み嫌われていて、魔女裁判によって裁かれていたりとダークさを感じる設定となっていますね。キャンパスフェローの領主であるバドは隣国レーヴェにて魔女を捕らえたとの報を受け、魔女を譲り受けるべくレーヴェに向かいます。バドの娘であるデリリウム、キャンパスフェローの要である鉄火の騎士団を率いるハートランド、メイドのカプチノ、そして暗殺者の黒犬ことロロ…彼らはレーヴェに辿りつきます。レーヴェで明らかにされる魔女が起こした惨劇と捕らえた魔女の情報が伝えられます。個人的にはこの時点で魔女ってあんまり悪い奴に思えなかったんですよね…いや、もちろんそれは魔女について語られる序章があるからなんでしょうけど…そして始まる魔女を巡る国同士の戦い。キャンパスフェローの特産品である剣が欲しいかつ魔女が起こした惨劇故にどうしても彼女を火刑に処したいレーヴェ。王国アメリアに抵抗するためになんとしても魔女を手に入れたいキャンパスフェロー。国と国との思惑が絡みあう中でロロはバドの命令で秘密裏に魔女を手に入れようとします。その中で明らかになっていく魔女にまつわる物語。魔女はやっぱり悲しい運命を背負っているんですね…彼女の想いは彼女が愛した人の想いを知らずに…そして終盤の惨劇。魔女と魔術師たちの戦いは読ごたえ抜群でしたね…そしてラスト。ロロが黒犬として、暗殺者として目覚めるシーンは胸を打ちました。悲しみを乗り越え冷徹な暗殺者になった瞬間でしたね…最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!
キャラ A
ネタバレになるのでキャラ全員については触れられませんが、ロロは最初と最後で印象が本当にガラリと変わって黒犬を襲名した少年から暗殺者としての黒犬になる姿がすごくよかったです。
最後に
面白かったので2巻も楽しみです!この物語は続刊が出るたびに面白くなっていくタイプのお話だと思うので…2巻待ってます!
どんな人にオススメか?
ダークなファンタジーが読みたい方は!国同士の策略、その中で暗躍するロロのスタイリッシュな躍動ぶりが魅力です!また魔女にまつわる過去は胸を打ちます。気になった方は!
それではこの辺で(≧(エ)≦。)
書籍情報
表紙の画像は「版元ドットコム」様より
タイトル | 魔女と猟犬 |
著者 | カミツキレイニー |
レーベル | ガガガ文庫 |
ISBN | 978-4-09-451864-1 |