どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています
さて、今回紹介するのは忍野佐輔さんの「武装メイドに魔法は要らない」です!
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ストーリー A
内容は、漫画に出てくる武装メイドに憧れていた仲村マリナは民兵として参加した紛争で命を落としてしまう。そして転生したのは異世界。人型のゴーレムの体を手に入れた彼女はスカートの中から自由自在に重火器を召喚できるという能力を授かる。辺境伯の公女・エリザベートと出会った彼女は謀略の末に今にも奪われそうになっているチェルノートを守べく戦うことになるが…とこんな感じです!

〜異世界で弾丸をぶっ放す!〜
カクヨムからの書籍化作品!魔法が存在する異世界で現代の銃火器をぶっ放せたら?しかもそれがモノクルつけたメイドだったら?というフェチを存分に詰め込んだファンタジー!とにかく燃える銃vs魔法のバトルアクションを存分に楽しませていただきました!面白かったです!
民兵として参加した紛争の果てに死亡した仲村マリナ。生前彼女が憧れていたのは漫画に出てくる武装メイド。そんなマリナは転生した異世界でゴーレムの体と銃火器を自由に召喚できる能力を手に入れ、エリザベートと彼女の領地を守るために戦うことになります!序盤はサクサクと進んで早々に武装メイドが誕生する流れがよかったですね。世界観や設定の説明もスムーズですっと物語の世界観にはいりこんでいけました!そしてここからは怒涛のバトル!敵国と通じているということをでっちあげてエリザベートの命を狙うエッドフォード家の次男・リチャードをはじめとした魔法や幻獣の使い手たちと戦うことに!魔法に弾丸をぶっ放す爽快感あもちろん意外と苦戦するシーンもあったり。銃火器あるなら余裕だろと思っていた戦いも魔法を前に意外と封じられたり、じゃあ銃火器で敵を倒すにはどうしたらいいのか?という戦略的な部分も読んでいて楽しかったですね!メインはもちろんマリナの戦いではあるのですが、領地の危機を前に頼もしく成長していくエリザベートも魅力的でしたね…最初はどこかマリナ頼みで、最悪自分はどうなってもいいから領民をという感じだった彼女が自分の力で…と成長していく過程がグッドでした!ラストの戦いも最高に盛り上がりましたし、最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!

キャラ A
マリナはまずなんといってもビジュアルですよね…ショートカットにモノクル、メイド服にブーツ、そして手に持つのは現代の銃火器!もうとにかく性癖!という感じの彼女が熱くそしてスタイリッシュにファンタジーの住人たちと戦う姿に惚れました!エリザベートはなんだかんだいってマリナを支える良き理解者であり、領民のことを1番に考えられる素敵な女性でしたね。サブキャラのおっさんたちも魅力的でした!

最後に
ファンタジー世界でメイド服を着た女が現代の銃火器で弾丸をぶっ放す!という非常に性癖な作品でした!まだまだ彼女の活躍は見たりないですしぜひ2巻も読みたいです!続刊待ってます!

どんな人にオススメか?
表紙でビビッときたら買いで間違いないです!期待した以上の魔法vs銃火器なバトルアクションがここにあります!マリナやエリザベート、おっさんたちも魅力的で戦闘シーンは読み応え抜群です!気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル



武装メイドに魔法は要らない



著者



忍野佐輔



レーベル



富士見ファンタジア文庫



ISBN



978-4-04-074022-5


表紙の画像は「版元ドットコム」様より