どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています
さて、今回紹介するのはうさぎやすぽんさんの「キミの青春、私のキスはいらないの?」です!
⚠︎ネタバレありです
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ストーリー A
内容は、高校生にもなってキスしたことないって病気じゃない?という言葉を見て完璧主義者で医者を志す黒木光太郎は苦悩する。そんな中で出会ったのは軽いと噂される日野小雪という女子生徒。意味のないことも大切で愛おしいという彼女に対し、完璧主義者の光太郎は反発する。そこで小雪からキスをしたくなったら負けという勝負を挑まれる。光太郎は小雪に振り回されながらも自分にはないものを持っている小雪から目が離せなくなり…とこんな感じです!

〜キスがなんだっていうんだ!〜
うさぎやすぽんさんの新作!めっちゃくちゃ待ってましたよ!すぽんさん!僕たちが置いてきた青春の全てを体現できるのはすぽんさんしかいないんです!本当に待ってました!とにかく新作が出てすごくすごく嬉しいです!そして待ちに待った新作がはちゃめちゃに面白い!うさぎやすぽんさんの帰還!最高でした!面白かったです!
まず序盤。河原で野良猫で戯れているところを日野に見つけられます。野良猫を応援している光太郎を見て意味のないことだという日野に無意味なんかじゃない!と叫ぶ光太郎。あぁ青春。うさぎやすぽんさんの書く青春だ。この時点でこの作品は絶対に面白い!と確信を得ました。そして始まる普通じゃないことに悩む青春の日々。とにかくモテるイケメンの霧山とストーカー紛いのことをするオタコンと幼馴染でどんくさい純。キスをしたくなったら負けという勝負を日野に挑まれて意味のない放課後を過ごし、完璧主義であるが故に日野のあり方にそして自分に苦悩する光太郎。自由に翼が生えたような振る舞いを見せる小雪の姿に無意味だと思いつつも、彼女から目が離せない。憧れめいた苦しみの中で光太郎は小雪と日々を重ねていきます。そんな日常に変化が訪れるのは小雪が中古のギターを購入し、知らない歌を歌い、ギターを破壊した時のこと。彼女の歌が忘れられない光太郎がたどり着く真実。憧れていた存在が突然いなくなり、すべてのことは無意味だと気づいた小雪のことを知り、彼女に対しての感情が迷子になる光太郎。そして突き抜けるような、これ以上ない最高のラスト。全てが最高で、僕が待っていてやまなかったうさぎやすぽんさんの青春の全てがここにありました。最高です!

キャラ A
光太郎めっちゃ好きです!完璧主義者で、そのくせイレギュラーなことに弱くて小雪に迫れるといつも変な声をあげて…でもそんな彼が一生懸命に青春する姿がひたすらに最高でした!小雪もめっちゃいいですすね!最初はつかみどころのなかった彼女が徐々に輪郭がはっきりとしてきて、そして彼女が失ったものを知ったとき無意味なことにこだわっていた彼女のことがとんでもなく愛おしくなりました!イケメンの霧山、ストーカー紛いのことをするオタコン、幼馴染の純。みんなすごく青春していて魅力的でした!

最後に
久しぶりにうさぎやすぽんさんの新作を読めるだけでも幸せなのに、期待していた以上の青春ものを読めて最高でした!この作品の続きがあるならぜひ読みたいですし、とにかくうさぎやすぽんさんの作品はこれからも読みたいです!そう遠くないうちにうさぎやすぽんさんの作品を読ませてください!

どんな人にオススメか?
青春ものが好きな方は!高校時代に誰もが感じて、誰もが迷った、誰もが通り抜けた青春の全てがここにあります!とにかく最高なんです!読んでください!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル



キミの青春、私のキスはいらないの?



著者



うさぎやすぽん



レーベル



電撃文庫



ISBN



978-4-04-913574-9


表紙の画像は「版元ドットコム」様より