どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています
さて、今回紹介するのは佐波彗さんの「クラスのギャルが、なぜか俺の義妹と仲良くなった。 「今日もキミの家、行っていい?」」です!
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ストーリー A
内容は、プロレスラーの父親を持つこと以外平凡でボッチな名雲慎治。そんな彼は最近家庭の事情で義理の兄妹となった紡希との距離に悩んでいた。そんなある日、学校で人気のギャルである高良井結愛から告白されるのを避けるために昼休みは一緒に過ごしてほしいと頼まれる。なし崩し的に結愛の提案を受け入れるが、なんと結愛は紡希とも友達でよく家に遊びにくるようになる。学校で家で少しずつ結愛との距離が縮まっていくが…とこんな感じです!

〜ギャルとの距離がなぜか近い〜
佐波彗さんの新作!個人的には初挑戦の作家さんですね!慎治と結愛との距離感ややりとりが絶妙で終始楽しく読ませていただきました!面白かったです!
義妹である紡希との距離感に悩む慎治。そんな彼は毎日のように告白されている結愛が告白されるシーンをたまたま盗み見てしまったことをきっかけに彼女の告白避けとして昼休みは毎日一緒に過ごすことに。それだけならいいものの、なぜか結愛は紡希と友達になっていて…序盤の展開はテンポよくタンタンタン!と進むのでするっと物語に入っていけましたね!紡希ちゃん、結愛のかわいさも伝わってきてグッド!そして始まる慎治と結愛のラブコメ!ぼっちで色々初心な慎治にスキンシップが激しい結愛の猛アタックが…タジタジになる慎治と小悪魔的だけどすごく優しい結愛のやりとりはいつまでも見ていられますね…紡希ちゃんが要所で見せる2人のことを応援したり茶化したり?するシーンもグッド!終盤にかけてどんどん距離が縮まっていく2人の関係が最高なラブコメでした!面白かったです!

キャラ A
慎治は父親がプロレスラーという以外には特段特徴のないぼっちな主人公。でも結愛に攻められてタジタジになる初心なところは微笑ましかったですね!結愛はスキンシップ激しめの美少女ギャル!普段は小悪魔的ですけど、根の部分はすごく優しくてかわいい女の子でした!紡希ちゃんは純粋でかわいかったですね…慎治と結愛におせっかい焼いたり、慎治のちょっとかなり過保護なところに膨れてみたり…こんな義妹がほしいです…

最後に
慎治と結愛の徐々に縮まっていく距離感が最高なラブコメでした!これは2巻も読んでみたいですね!続刊待ってます!

どんな人にオススメか?
ライトなラブコメが読みたい方は!初心な慎治に小悪魔的なムーブをする結愛。徐々に縮まっていく距離感に時々おせっかいを焼く紡希ちゃんがかわいい!気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル



クラスのギャルが、なぜか俺の義妹と仲良くなった。 「今日もキミの家、行っていい?」



著者



佐波彗



レーベル



富士見ファンタジア文庫



ISBN



978-4-04-074217-5


表紙の画像は「版元ドットコム」様より