どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています
さて、今回紹介するのは空埜一樹さんの「魔王使いの最強支配」です!
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ストーリー A
内容は、魔物使いとして勇者パーティーで活躍するルイン。しかし彼は魔物とテイムできずに、パーティーでは陰の司令塔としてオールラウンダーとして活躍していた。そんなある日、勇者で幼馴染のクレスからパーティーを追放される。途方に暮れるルインだが、死の魔王と呼ばれる美しい女性・サシャをに出会ったことで魔物使いから魔王使いへとジョブチェンジ!そして魔王サシャのテイムに成功してしまう!ルインはサシャの願いである人類と魔族の調和を目指し、全ての魔王を従えるべく旅をすることになるが…とこんな感じです!

〜追放されたら最強に〜
空埜さんの新作!参加させていただいているHJ文庫公式レビュアープログラムの作品になります。ありがとうございます。パーティー追放ものと勇者魔王もののいいところががっちりと噛み合ったファンタジーでした!面白かったです!
まず序盤。いきなりルインが勇者パーティーから追放されます。魔物使いなのに魔物をテイムできないのは確かに痛手ですけど、本当の理由がそうではないところにクレスという人間の限界を感じますね…途方にくれるルインですが、死の魔王サシャに出会い魔王使いというジョブにチェンジ。さらにはサシャのテイムに成功します!紆余曲折の末、ルインはサシャの願いである人と魔族の調和に向けて動きだします。そしてここから物語が本格的にスタート!追放ものの魅力であるルインが抜けてからパーティーがうまく依頼をこなせない…というところはしっかり押さえつつ、サシャという魔王と共に様々な問題を解決したり共に戦うルイン。途中からクレスに愛想をつかして勇者パーティーを抜けたセレネも加わり賑やかに旅を続けます!終盤では完全にやらかしているクレスと色々有つつも、読み応えのあるバトルシーンですごく盛り上がっていました!最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!

キャラ A
ルインは魔物使いとしては魔物を1匹もテイムできないというダメっぷりですが、実は勇者パーティーではなんでもこなすオールラウンダーで陰の司令塔という実力者。でもおごったところが全然なくて好青年でしたね!サシャは大食いの死の魔王。魔王らしくなんでもできる!みたいな雰囲気を醸し出しますがちょいちょいへっぽこなのがグッド!セレネは幼馴染としてルインのことをよくわかっているかわいい精霊術師でした!

最後に
追放ものと勇者魔王もののいいところを取り入れたファンタジーでした!1巻ではまだまだ物語も序盤なので2巻以降も楽しみですね!続刊待ってます!

どんな人にオススメか?
追放もの+勇者魔王ものというファンタジーが読みたい方は!お互いのいいところを取り入れた読み応えのあるファンタジーです!サシャ、セレネといったヒロインたちもかわいい!気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル



魔王使いの最強支配



著者



空埜一樹



レーベル



HJ文庫



ISBN



978-4-7986-2581-2


表紙の画像は「版元ドットコム」様より