雑談。すっかり忘れてました。毎月恒例の。

今回は最近意識しているラノベの内向的と外向的についてお話しします。少なくともTwitterとかでこういう話を見たことはないのでおそらく完璧な持論です。「うるせー!昔からそうだわ!」という意見もあると思いますがご容赦を。

まただらだらだらだら書くので先に定義と結論。

定義
内向的…ざっくりいうと主人公のいる範囲で物語が完結している。狭い世界。箱庭的。収縮的。舞台が学校とか異世界とか主人公の目に見える範囲で完結していて、主人公の家族や友達など登場人物が必要以上に出てこない。また主人公が見ている世界に"他人の存在"が感じられない。
例:ここ1年くらいのファンタジア文庫のラブコメ(『【朗報】俺の許嫁になった地味子、家では可愛いしかない。』とか)YouTube発のラブコメ(『義妹生活』など)、妹系義妹系ラブコメ、お隣さん系/同居ものラブコメ、ガルコメとか

外向的…ざっくり言うと主人公のいる範囲以外でも物語が進行している。お話が進むにつれて世界が拡大する。拡張系。ジャーニー的。舞台は現代日本でも異世界でも。主人公とその周囲の関係だけではなく、見えない世界でも物語は信仰する。"主人公以外にも物語を見る/俯瞰できる存在"が感じられる。多分ラノベのメインストリーム
例:禁書、SAOなどなど

結論
なんか最近内向的な作品多くないっすか?

それではいきますー

なんか最近ラノベを読んでいるとそこで完結しているというか、スポットライトが主人公たちにしか当たらない作品が多いなーと思いました。例えば主人公とヒロインの関係をひたすら描くとか(友達も出てこない)、主人公は学校に行っているはずなのに学校生活感が一切ないとか。異世界でも一つの町で完結していてそこで成り上がるとか。あくまで主人公とその周囲しか描かない作品が増えてきたなーと思います。もちろんそれは僕が読んでいる作品がそうであって、全体の傾向を語っているわけではないですけど最近のファンタジア文庫のラブコメとかYouTube発の漫画は割とそういうのが顕著かな?と思います。

一方でラノベの主流というか、もはや物語というかエンタメの主流は主人公のいない世界でも物語が動いていく世界。なんというか主人公以外にも生きて動いている人がいて、学生は普通に青春して大人は働いて、主人公のいないところでも人が生きたり死んだりする。主人公がいない場所でライバルは努力し、ヒロインは磨かれる。そんな感じ。なんというか禁書とかSAOがイメージしやすいと思うんですよね。この作品は主人公がいないところでも物語はガンガン動くじゃないですか。ああいう感じです。少なくとも主人公がいなくてもその作品の世界は成立するみたいな。

前者と内向的な作品、後者を外向的な作品と仮に定義します。

でやっぱり内向的な作品が増えてきているなと。そりゃ元々学園ものなんかは学園で世界が完結してますけど、少なくとも他のクラスメイトの存在とか感じるじゃないですか。でも同居ものラブコメでは基本主人公とヒロインの部屋で世界が完結していて、学校行くのが非日常的で、学校行ってもクラスメイトは全員記号以上の意味を持たなくて、学校という機能に対してもリノリウムの床すら感じない。そういう主人公と特定の誰かの関係以外は高度に記号化してしまう。そんな作品が多いなーと。

もちろん内向的な作品は嫌いじゃないです。むしろ好きまであります。単純に読むのが心理的にラクなんですよね。この作品の物語はここでしか進行しないからここだけ見とけよ。ってわかるのは安心感があります。旅ものとか世界の命運はいかに!的な作品ももちろん好きですけど、どうしても広がる世界についていくのは疲れるときもあります。

そんなこんなで最近つらつらと考えていることでした。最近内向的な作品で面白いと思った作品をここにおいておきます