どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています
さて、今回紹介するのは佐野しなのさんの「私のほうが先に好きだったので。」です!

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ストーリー A
内容は、幼馴染で元カノの加ニ釜小麦に天使と呼ばれるほどかわいい女の子・鳩尾桜子を紹介された安芸玄。まだ小麦が好きな玄は桜子に告白されるも頷けないままでいた。しかし桜子に「わたしのために、クズになってよ」と言われ小麦を忘れるために付き合うことに。2人は小麦も巻き込んで徐々に距離を縮めていくが、実は小麦もまだ玄への想いが消えておらず…とこんな感じです!

〜先に好きならいいの?〜
佐野しなのさんの新作!個人的には初挑戦の作家さんですね!MW文庫を中心に執筆されていたみたいですね。表面上はめちゃくちゃいいラブコメなのに裏ではドロドロな感じがたまらない背徳ラブコメでした!面白かったです!
物語は元カノで幼馴染の小麦に天使と呼ばれるほどかわいい桜子を紹介されるところから始まります!幼馴染で元カノってだけでもう色々捗りますよね…最強属性じゃないですか…しかしまだ小麦への想いが消えていない玄は桜子の告白を断ります。玄の気持ちもめちゃくちゃいいですね…小麦に告白されて付き合った時には自分の気持ちに気づいていなくて、小麦と別れて後になって小麦が好きだったと気づいて今もそのまま…この拗らせ具合が最高すぎます…桜子は玄と小麦が元恋人同士だったということは知らないものの玄の気持ちがまだ元カノにあることを知りながらクズになってよと自分と付き合うことを勧めます。いやこの時点で天使じゃないやん!って感じなんですけど、これがうまいこと物語のラブコメな雰囲気に隠されていてピュアな感じで描かれるのがまたいいですね…そして始まる玄と桜子の恋人関係。2人きりじゃまともに恋人らしいことができない2人は小麦を通じて距離を縮めていきます。しかし小麦はまだ玄のことが好きなわけで…この二律背反感がめちゃくちゃいいですね…小麦の感情がドロドロになってるの…最高です…終盤に向かうにつれてきな臭くなってきたラブコメはまさかの方向に舵を切り始めて…登場人物全員なんですね…いいやん…最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!

キャラ A
玄はナチュラルクズって感じで好きです。小麦への気持ちが消えていないのに桜子の告白にOKして、そのくせ小麦に頼りまくって桜子よりも距離が近い。でもこういうクズっぽいする真面目系嫌いじゃないです。小麦はめちゃくちゃ可愛かったですね!自分の気持ちを消すために桜子を玄に近づけさせて、そのくせ玄と桜子が仲良くしていると気になって仕方ない。乙女心に揺れてますね…桜子はめっちゃ天使ぶって実は全然天使じゃないところが最高です!こういうフワフワ系の女の子の中身は多少汚れていないとですよね!

最後に
めっちゃいい背徳ラブコメでした!すでに2巻も決まっているようで今から読むのが楽しみです!この複雑な三角関係がいったいどんな風に決着がつくのか…続刊待ってます!

どんな人にオススメか?
背徳系ラブコメが好きな方は!表の賑やかなラブコメとそれに包まれた登場人物たちのエゴが最高です!玄のナチュラルクズっぷりや小麦のかわいさ、桜子の中身の黒さもグッド!気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

私のほうが先に好きだったので。



著者

佐野しなの



レーベル

GA文庫

ISBN

978-4-8156-1157-6
表紙の画像は「版元ドットコム」様より