どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています
さて、今回紹介するのは桜生懐さんの「純白令嬢の諜報員 改編1.侯爵家変革期」です!

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ストーリー A
内容は、あらゆる任務を成功させてきた某国最高の諜報員であるラプター。そんな彼が任務に失敗した末に転生したのは彼に唯一感情らしい感情を与えた小説『薄幸のロザリンド』の世界だった。物語の中で凄惨な運命を辿るロザリンドを救うためにラプターはあらゆる手を使ってロザリンドを幸せに導くために知略と武力で戦っていくが…とこんな感じです!

〜転生して小説の少女を救うために〜
第34回ファンタジア大賞金賞受賞作!羊太郎さん絶賛ということで気になって購入。生前唯一愛した小説に転生したラプターが物語の中で残酷な運命を辿るロザリンドを幸せにするために奮闘するめちゃくちゃ熱くて素晴らしい作品でした!面白かったです!
物語はラプターが転生するところから始まります。某国のエリート諜報員として働き、その彼の心を唯一動かした『薄幸のロザリンド』という作品。しかしその作品はロザリンドを幸せにすることなく終わり、ラプターも任務に失敗し自害してしまいます。そうしてラプターは物語の世界に転生するのですが、この掴みが最高に上手くて物語に一気に引き込んでくれましたね!そして始まるロザリンドを幸せにするための物語!『薄幸のロザリンド』の大ファンであるが故に作品の設定を知り尽くしているラプター。彼は物語でロザリンドを救ったニシャをスラムから救い出し、その見た目故に迫害されているロザリンドを救うためにベルクラント家で働くことに。ここも見事の一言ですよね…スラムの少女であるニシャをあっという間に一流の従者に育て上げて、ベルクラント家に知略で潜入する。生前諜報員だったラプターらしい行動です。そしてベルクラント家で迫害され、暴力を振るわれるロザリンドの従者になることができたラプターたちに束の間の平和が。人間不信になっていたロザリンドの心の扉を開き、年相応の女の子の笑顔を取り戻していくラプターやニシャとのやりとりは見ていて微笑ましかったですね!一方、その裏では着実にロザリンドを救うための計画を動かしているあたり狡猾さがすごいですよね…中盤以降はロザリンドをベルクラント家から解放するために本格的に動き始めます!最初はスパイもののように知略で、終盤ではその圧倒的な戦闘力でロザリンドのために戦うラプターは惚れ惚れするほどカッコ良かったです!最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!

キャラ A
ラプターはとにかくロザリンドラブな青年!ロザリンドの心酔していて時々気持ち悪さを感じる場面もありましたが汗 それでもロザリンドとニシャの幸せをこんなにも願う人はラプターだけなんだなと彼の深い愛を感じました!ロザリンドはその見た目と病気故に生まれてからずっと地下牢に閉じ込められ迫害と虐待を受けている少女。最初はラプターのことを信じられなかった彼女が徐々に心を開いていき、魅力的な女の子になっていく過程は最高でした!ニシャももちろん魅力的でラプターのことをマスターと呼び、彼の従者として忠実でかっこいい少女であり、ロザリンドにとってはかわいいお姉さんという二面性がたまらなかったです!

最後に
めっちゃ面白いファンタジーでした!これはぜひ最後まで見届けたい物語ですね!これからロザリンドがどんな道を歩んで幸せになっていくのか目が離せないです!続刊待ってます!

どんな人にオススメか?
ファンタジー好きな方は!キャラが物語の中で生きていて彼らの行動に引っ張られるように物語に没入できます!ラプターによって変わっていくロザリンド、ニシャという2人の少女もとても魅力的です!気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

純白令嬢の諜報員 改編1.侯爵家変革期



著者

桜生懐



レーベル

富士見ファンタジア文庫

ISBN

978-4-04-074397-4
表紙の画像は「版元ドットコム」様より