どうも夏鎖です（≧∇≦）この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回紹介するのは三上こたさんの

「親友歴五年、今さら君に惚れたなんて言えない。」

です！


ストーリー A
内容は、小学校からの親友同士である巳城陸と西園寺碧。しかし陸は高校の入学式の日、碧への恋心を自覚する。碧もまた陸に想いを寄せていたが親友歴が長すぎる2人はなかなか素直に想いを伝えられない⁉︎気づいて欲しいけど気づかない両片想いのすれ違いラブコメが始まる！とこんな感じです！

〜今さら好きと言えない両片思い〜

三上こたさんの新作！三上こたさんの作品を読むのは「とってもカワイイ私と付き合ってよ！」1巻以来ですね。親友距離感の2人による両片想いのすれ違いが楽しいラブコメでした！面白かったです！
まず序盤。仲良く遊ぶ陸と碧の日常が描かれます。碧のことが好きなのに親友だからこそ素直に気持ちが伝えられない陸と、同じく陸のことが好きなのに素直に気持ちが伝えられない碧。親友としては相性バッチリな2人が恋愛になるとダメダメなのが見ていてニヤニヤしちゃいますね。なんとか気持ちを伝えようとするもどうしても空回っていく2人の初々しさもグッド！陸と碧の視点が交互に描かれるのも2人のラブコメに相乗効果を生み出してました！しかし碧は陸にある負い目が。陸はシニアで野球を、碧はソフトボールをプレイしていてそれぞれ目標があったのに、碧が肩を壊してしまったことをきっかけにソフトボールをやめると陸まで野球をやめてしまったこと。この陸に対する「私のせいで好きな野球をやめてしまったのではないか」というのが2人の両片思いのスパイスになっていて良きでした！物語は中盤以降運動会にフォーカスを当てて進んでいきます。運動会で碧が感じていた負い目を打破してさらに距離を近づける2人の姿は盛り上がりましたね！最後まで楽しく読ませていただきました！面白かったです！

キャラ A
陸は碧のことが大好きなちょっと鈍感男子。碧のこと好きなら言っちゃえよ！というもどかしさを感じつつも親友として碧を支える陸は魅力的でしたね！碧は元気いっぱいな女の子！という印象なのですが時折見せる女の子らしさがグッドでしたね！デートの時にヒール履いてきて…のシーンは鉄板ですけど好きです！そのほかのキャラも魅力的でした！

最後に
陸と碧の関係がグッドな両片思いなラブコメでした！これはぜひ2巻も読みたいですね！まだまだ陸と碧のラブコメを見ていたいです！続刊待ってます！

どんな人にオススメか？
両片思いのラブコメが好きな方は！陸と碧のやりとりは見ていて楽しいですし2人の視点からラブコメが描かれるので陸視点でも碧視点でもニヤニヤできます！軽くてサクサク読めるので気になった方は！

それではこの辺で(≧(ｴ)≦｡)