どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回紹介するのはカネコ撫子さんの

推しに熱愛疑惑出たから会社休んだ

です!
⚠︎酷評です
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ストーリー C
内容は、32歳の独身会社員の新木吾郎は清純派アイドルの桃花愛未のファンとしてライブに足を運んでいた。そんなある日、彼女に熱愛報道が出る。しかし週刊誌に載っていた写真には見覚えが…なんと以前コンビニで財布を拾ってあげたのが愛未だったのだ。SNSで彼女から呼び出しを受けた吾郎は写真の件とは別のことで相談を受ける。なんとそれは愛未がグループを脱退するというもので…推しに寄り添う日常が始まる!とこんな感じです!

〜推しとお近づきになれたら〜

第7回カクヨムWEB小説コンテストラブコメ部門特別賞受賞作。個人的にめちゃくちゃ微妙でした。以下酷評です。みたくない方はブラウザバックで。
とにかく気に食わないのが2点

・文章が古臭い。気障にしようとして失敗してる感じがキモい。というかキツい。
・推しなら推せよ!女の子として見るなよ!

まず文章。タイトルにあるシチュエーションからアイドルグループを脱退するところまではまだよかったです。そんなに主人公とヒロインの内面描写ないんで。でもその後。なんだかんだ愛未と友達(笑)な関係になったあたりから文章が怪しくなります。えっ、なに30代独身男性の一人称の文章ってこんなにキモい?ってくらいキモい。えっ、なに20代後半のアイドル女の一人称の文章ってこんなにキモい?ってくらいキモい。仕事の場においては社会人ですって面して、心情描写はは90年代の売れない恋愛ドラマみたいな感じなのマジキツい。このキツいのが男女ともなんでさらにキツい。90年代のラブソングを80年代の文章で描く感じがマジでキツい。
まぁ文章は最悪いいんですよ。好みなんで。1番の問題は推しとか言ってるくせに大した葛藤もなんもなく1人の女性としてあっさり恋愛対象にしてくるところなんですよ。推しじゃないんかい!別にフィクションなので推しと恋愛しようがなにしようが別にいいですよ。でも推しから恋愛対象の女性に変わるまでの過程とかそのあたりが全然ないじゃないですか!推しなら推せよ!推しが恋愛対象に変わるなら、恋愛対象にするならそこまでの過程をもっと丁寧に描けよ!
キツい文章と推しに対する価値観がとことん合わない作品でした。この作品読む時間で何ができたか考えるだけでイラつきます。

キャラ C
2人ともキモい。吾郎は32歳でこのキモさか…と思えるほどキモい。愛未は27歳でこのキモさか…と思えるほどキモい。魅力を一切感じませんでした。

最後に
きっつ…と思いながら読み切りました。個人的には徹底的に合わなかったです。

どんな人にオススメか?
個人的にはオススメしません。気になったかたは試し読みの上で。

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

推しに熱愛疑惑出たから会社休んだ



著者

カネコ撫子



レーベル

角川スニーカー文庫


ISBN

978-4-04-113088-9
表紙の画像は「版元ドットコム」様より