どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています
さて、今回感想を書いていくのはシノノメ公爵さんの
ストーリー A
内容は、全ての人々はジョブを授かり、授かったジョブを己の生業として生きる世界。偽りの勇者というジョブを授かったフォオルは幼馴染で親友である真の勇者・ユウをパーティーから追放した。そして真の勇者として覚醒したユウに討たれて死ぬことになるはずだったが、フィオルが偽りの勇者だと知るアイリスに助けられる。彼女によって気力を取り戻したフィオルはみんなのヒーローになるべく再起を図るが…とこんな感じです!
まず序盤。主人公のフィオルの幼少期が描かれます。後に真の勇者となるユウ、水の大魔法使いのジョブを授かるメイと共に過ごす少年時代はかなり丁寧に描かれていて好印象でしたね。そしてジョブを授かる日、フィオルは偽りの勇者というジョブを授かります。しかしフィオルにしか偽りの勇者であることはわからず周囲には「勇者」として祭り上げられます。一方、真の勇者であるユウは「ジョブなし」として侮蔑されることに。自分だけが真実を知っていていつか親友に勇者としての役目を引き継がなければいけないのが辛いですね…フィオルが成長し勇者として強くなり勇者パーティーを組んで活躍する一方で、真の勇者であるユウは勇者パーティーでは微妙な立ち位置に…そしてユウを真の勇者として目覚めさせるためにあえて追放することに…追放する側の視点ではありますが、追放するのにしっかりとした理由があるので追放シーンにはフィオルの辛さが伝わってきますね…そして追放した側の定めか彼はユウと戦い敗れ死にかけますがかつて助けたエルフの少女アイリスに救われます。物語はここから本格的に始まってアイリスに励まされて偽りの勇者から人々を助けるヒーローとして活動していきます。偽りの勇者として真の勇者に討たれて終わるはずだったフィオルが再起していく過程がグッドでしたね。終盤のバトルも良かったですし最後まで楽しく読ませていただきました!
キャラ A
フィオルはすごくよかったですね。いつか真の勇者に敗北してしまう、本当の勇者にはなれないという運命を背負いながらもユウのために行動するフィオルが胸にきます。偽の勇者としての役目を終えてからヒーローになろうと再起する姿も良かったですね。フィオルの再起のきっかけとなるアイリスや真の勇者であるユウをはじめその他のキャラも魅力的でした!
最後に
追放する側を描いた追放ものとして楽しく読ませていただいました!まだまだフィオルの物語は続そうですし真の勇者であるユウがどうなるのかも楽しみですね!続刊待ってます!
どんな人にオススメか?
追放もののアンチテーゼ的な作品が読みたい方は!幼少期から追放するまでの過程、追放された後が丁寧に描かれていて好感度高いです!気になった方は!
それではこの辺で(≧(エ)≦。)
さて、今回感想を書いていくのはシノノメ公爵さんの
「この日、『偽りの勇者』である俺は『真の勇者』である彼をパーティから追放した 1」
です!☆感想☆
ストーリー A内容は、全ての人々はジョブを授かり、授かったジョブを己の生業として生きる世界。偽りの勇者というジョブを授かったフォオルは幼馴染で親友である真の勇者・ユウをパーティーから追放した。そして真の勇者として覚醒したユウに討たれて死ぬことになるはずだったが、フィオルが偽りの勇者だと知るアイリスに助けられる。彼女によって気力を取り戻したフィオルはみんなのヒーローになるべく再起を図るが…とこんな感じです!
〜追放された側の物語〜
シノノメ公爵さんの作品!HJ小説大賞2021年前期部門の受賞作ですね。追放ものとして追い出された側を描くという一種アンチテーゼ的な作品として楽しく読ませていただきました!まず序盤。主人公のフィオルの幼少期が描かれます。後に真の勇者となるユウ、水の大魔法使いのジョブを授かるメイと共に過ごす少年時代はかなり丁寧に描かれていて好印象でしたね。そしてジョブを授かる日、フィオルは偽りの勇者というジョブを授かります。しかしフィオルにしか偽りの勇者であることはわからず周囲には「勇者」として祭り上げられます。一方、真の勇者であるユウは「ジョブなし」として侮蔑されることに。自分だけが真実を知っていていつか親友に勇者としての役目を引き継がなければいけないのが辛いですね…フィオルが成長し勇者として強くなり勇者パーティーを組んで活躍する一方で、真の勇者であるユウは勇者パーティーでは微妙な立ち位置に…そしてユウを真の勇者として目覚めさせるためにあえて追放することに…追放する側の視点ではありますが、追放するのにしっかりとした理由があるので追放シーンにはフィオルの辛さが伝わってきますね…そして追放した側の定めか彼はユウと戦い敗れ死にかけますがかつて助けたエルフの少女アイリスに救われます。物語はここから本格的に始まってアイリスに励まされて偽りの勇者から人々を助けるヒーローとして活動していきます。偽りの勇者として真の勇者に討たれて終わるはずだったフィオルが再起していく過程がグッドでしたね。終盤のバトルも良かったですし最後まで楽しく読ませていただきました!
キャラ A
フィオルはすごくよかったですね。いつか真の勇者に敗北してしまう、本当の勇者にはなれないという運命を背負いながらもユウのために行動するフィオルが胸にきます。偽の勇者としての役目を終えてからヒーローになろうと再起する姿も良かったですね。フィオルの再起のきっかけとなるアイリスや真の勇者であるユウをはじめその他のキャラも魅力的でした!
最後に
追放する側を描いた追放ものとして楽しく読ませていただいました!まだまだフィオルの物語は続そうですし真の勇者であるユウがどうなるのかも楽しみですね!続刊待ってます!
どんな人にオススメか?
追放もののアンチテーゼ的な作品が読みたい方は!幼少期から追放するまでの過程、追放された後が丁寧に描かれていて好感度高いです!気になった方は!
それではこの辺で(≧(エ)≦。)
書籍情報
表紙の画像は「版元ドットコム」様より
タイトル | この日、『偽りの勇者』である俺は『真の勇者』である彼をパーティから追放した 1 |
著者 | シノノメ公爵 |
レーベル | HJ文庫 |
ISBN | 978-4-9786-3075-5 |