どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのは入江君人さんの

「蜘蛛と制服」

です!
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☆感想☆

ストーリー A
内容は、不慮の事故をきっかけに異世界に転生した女子高生の琥珀。彼女は人喰い蜘蛛の餌として死なない程度で生かされ、子蜘蛛の餌にされていた。そんなある日、親蜘蛛を討伐しにきた人間たちにより巣内は大パニック。琥珀は3匹の蜘蛛と一緒に逃げることに成功する。琥珀は迷宮を旅しながら3匹の蜘蛛と絆を深めていくが…とこんな感じです!

〜1人の少女と3匹の蜘蛛の物語〜

入江君人さんの新作!高校生の頃に読んだ「神様のいない日曜日」以来なので10年ぶりくらいに入江さんの作品読ますね…茨乃さんとのコンビも懐かしい…今作はダークでちょっと不思議な女の子と蜘蛛のファンタジーでしたね。面白かったです!
まず序盤。物語は琥珀が異世界に転生し、直後に人喰い蜘蛛の餌として捕えられるところから始まります。琥珀ちゃんはかなり不思議な女の子で人間より虫が好き、という感じで不思議な魅力がありましたね。他の人間が蜘蛛の餌にされ、生かされながら少しずつ食われる様を見ながら子守唄を歌えるのすごいですよね…そんなある日、人喰い蜘蛛によって捕えられた人々を救うためにやってきた討伐隊が起こした混乱によって琥珀は3匹の蜘蛛たちと一緒に迷宮を彷徨うことになります。物語が本格的に始まるのはここからですね。琥珀と3匹の蜘蛛たちの迷宮探索は言葉にしづらい魅力がありますね。琥珀の身体を食べて生きる蜘蛛と、そんな彼らを導く琥珀。魔物を討伐したり、蜘蛛の編む布で制服を綺麗にしていったり…蜘蛛たちとの何気ないやりとりの中に絆のようなものを感じます。途中、3匹のうち1番小さな蜘蛛であるヒメちゃんが人語を話せると知ってからは道中さらに賑やかになりましたね。終盤では伏線を回収しつつこの物語でしか味わえない展開もあり盛り上がりましたね。最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!

キャラ A
琥珀は人より虫が好きというちょっと変わった女の子。共に迷宮を探索する3匹の蜘蛛に向ける感情は不思議な魅力がありましたね。3匹の蜘蛛もそれぞれ個性があって魅力的でした!

最後に
少し不思議なダークなファンタジーとして楽しく読ませていただきました!どうやら続く?みたいなので続刊が楽しみですね!2巻待ってます!

どんな人にオススメか?
ちょっと不思議なダークよりのファンタジーが読みたい方は!「神様のいない日曜日」が好きな方ははハマると思います!1人の少女と3匹の蜘蛛による迷宮探索はこの作品でしか味わえない魅力があります!気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

蜘蛛と制服



著者

入江君人



レーベル

富士見ファンタジア文庫


ISBN

978-4-04-074924-2

表紙の画像は「版元ドットコム」様より