どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのは川田戯曲さんの

「ラノベも俺も好きなギャル」

です!
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☆感想☆

ストーリー AA
内容は、ラノベが大好きな陰キャ男子高校生の夜田涼助はTwitterで仲の良いラノベ読みとオフ会をすることに。そこに現れたのはなんと同じクラスのギャル・妻川澪奈だった⁉︎なんと彼女もラノベが好きだという。その日からグイグイ澪奈に絡まれるようになった涼助。お互いにラノベが好きで話もはずむが、三次元の女子が苦手な彼はなかなか澪奈との距離が縮まらない。2人の恋でも友情でもない関係の行方は…とこんな感じです!

〜ラノベも俺も好きなギャルなんて存在するはずない〜

川田戯曲さんの新作!前作「推しが俺を好きかもしれない」が狂おしいほど好きだったので(特に2巻)新作を文字通り渇望していました!まず言わせてください…

最高傑作

冗談抜きでこの10年間読んできたラノベのラブコメで1番面白かったです。脳が焼かれました。陰キャでリアリティ溢れるラノベ読みな涼助、ギャルだけどラノベが大好きな澪奈。ラノベ読みという属性を除けば接点なんて生まれることのなかった2人の面倒くさくて愛おしいラブコメでした!最高に面白かったです!
まず序盤。2人がオフ会で出会うところから物語は始まります。もうとにかく叫びたいのが涼助のラノベ読みとしての解像度が高すぎる!マジでTwitterで相互フォローの誰かなのでは?と思うほど学生ラノベ読みの解像度が高いです!ラノベ読みって言葉を使ってくれるのもいいですね!ラノベ好きな人は<ラノベ読み>という単語で自身がラノベ好きであることを自認しますけど、ラノベの中ではなかなか使われない言葉なので…書店でラノベを語りあったり、好きなラノベ作家のサイン会を楽しんだ2人。話が弾んだこともあり澪奈は涼助に軽い気持ちで告白をします。うん。この軽さはギャルだ。しかし三次元の女性が苦手な涼助はそれをあっさりと断ります。まぁ澪奈も涼助を同じクラスの男子だと認識してなかったですし、普通に三次元の女の子に興味があっても…って感じですよね。そして始まる2人のラブコメ!学校や放課後に2人はラノベのことを話し合ったり、何気ない日常を過ごしたり…この2人の会話がめちゃくちゃいいんですよ。常に楽しげにラノベのことや自分の好きなことを話す澪奈。それに仕方ないという態度ながらもしっかりと付き合ってあげる涼助。ラノベの話はさりげないものでもリアリティがあって解像度高いですし、実在する作品の扱いもすごく丁寧だけど面白い。テンポも抜群にいいですし、この2人の会話はずっと聴いていられます。涼助の三次元の女性は苦手だからと澪奈との距離感に悩んだり、自己嫌悪に陥ったりするところ。澪奈の涼助のことを恋ではなく好きだけど独占したい気持ちや、常に一緒にいたり話していたい気持ち。2人の絶妙にめんどくさい部分が絶妙に噛み合わないのがまたすごくいい。こういう関係は川田さんにしか書けないですし、川田さんの書いたこういうめんどくさいのを一生読んでいたいです。終盤はお互いにめんどくさい気持ちが大きくなってきてからのとあるイベントが発生!ラストの澪奈のシーンには死ぬほど悶えた叫ぶことしかできませんでした…最高しか言えないです…僕が読んだラノベのラブコメの中で1番面白い!自信を持ってそう言える作品でした!最高でした!川田さんありがとうございます!

キャラ A
涼助の陰キャでラノベ読みで絶妙にめんどくさいところが本当に最高でしたね!頼り甲斐があるかっこいい主人公ではないかもしれないんですけど、なんだかんだで澪奈が困っている時は常にそばにいてあげる優しさが良きでした。澪奈はラノベ読みなギャル!モデルの仕事もしていて、学校では友達が多くて…と充実しているながらも、色々と悩んで考えて自分の気持ちに向き合っている感じがグッド!涼助へのめんどくさい態度も可愛かったです!

最後に
マジで僕が10年間読んできたラノベのラブコメの中で1番面白かったと胸を張って言えます。川田さんありがとう。本当にありがとうございます。とにかく続刊。続刊をお願いします。こんな面白い作品、長く続かないのはダメです。絶対に。この作品に相応しい最高のエンディングを迎えてください…!

どんな人にオススメか?
ラブコメ好きなラノベ読みはとにかく読んでください!僕みたいにはならくても、絶対に面白いと言わせて見せるので!ただの陰キャ主人公とギャルヒロインのめんどくさいラブコメじゃないんです。オンリーワンの魅力がこの作品にあるんです。2023年最後のお願いです。僕を信じて黙って買ってください。後悔はさせません。

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

ラノベも俺も好きなギャル



著者

川田戯曲



レーベル

富士見ファンタジア文庫


ISBN

978-4-04-075060-6