どうも夏鎖です（≧∇≦）この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのは鏑木ハルカさんの

「異世界転生事件録 人見知り令嬢はいかにして事件を解決したか？ 1」

です！

☆感想☆

ストーリー A
内容は、侯爵家の長女であるセラが毒を盛られて暗殺⁉︎なんとか一命をとりとめた彼女の身体には日本で殉職したベテラン刑事の竜胆の人格が入り込んでいた。セラとなった竜胆は侍女のセシルの力も借りながら新たな生活を送り始める。前世が刑事である竜胆はセラを暗殺した犯人を探し始めるが…とこんな感じです！

〜異世界転生した刑事が暗殺事件を解決⁉︎〜

鏑木ハルカさんの新作！個人的には初挑戦の作家さんですね。異世界で自分の人格が入り込んだ身体を暗殺しようとした犯人を探すというミステリ要素+ファンタジーな作品でした！面白かったです。
まず序盤。竜胆が異世界の侯爵家の長女・セラの身体に転生？してしまうところから物語は始まります。竜胆の人格がセラに入ってしまい状況を把握して…の流れは竜胆の前世が刑事ということもあり違和感なく描かれていましたね！すっと物語に入り込むことができました！そして始まるセラとしての生活！侍女であるセシルには竜胆という人格がセラの中に入っていることを明かし、彼女の協力を得ながら侯爵家の長女としての日常を送っていきます！このあたりの適応能力とかは前世の知識が生かされていてよかったですね！そして始まるセラを毒殺しようとした犯人探し！事件を解決するまでの過程はミステリ要素ありますが、謎解き！というよりはどちらかというとサスペンスよりですかね？とはいえ事件解決までの過程はよかったです。終盤の展開やラストもよかったですね。最後まで楽しく読ませていただきました。

キャラ A
竜胆は前世刑事な頼れる男性？女の子？前世の知識や知恵を生かして事件を解決していく様子は可愛らしい容姿も相待ってよかったですね。セシルは可憐な見た目の割にパワー系な側面もあって見ていて楽しかったです。その他のキャラも魅力的でした！

最後に
ミステリ要素+異世界ファンタジーとして楽しく読ませていただきました。侯爵家の長女に刑事の人格が入り込んで暗殺事件を解決という要素は斬新でよかったですね。

どんな人にオススメか？
ミステリ要素+ファンタジーが好きな方は！ミステリは謎解き！という感じではないのかな？と感じたのであんまり期待しすぎない方が良いかもです。気になった方は。

それではこの辺で(≧(ｴ)≦｡)