どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくの鵜飼有志さんの

「死亡遊戯で飯を食う。5」

です!
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前巻の記事↓

☆感想☆

ストーリー A
内容は、ハロウィンナイトを生き延びた幽鬼の前に現れた美少女。それはかつて共にゲームを勝ち抜いたふくよかな少女・玉藻だった。自分を弟子にして欲しいという彼女の説得に負けた幽鬼は師匠となることに。そして幽鬼は迫り来る右目の視力の喪失に備えて全盲の元プレイヤー鈴々を訪ねる。彼女から視力に頼らない戦い方を教わろうとする幽鬼だが彼女は物騒な思想の持ち主で…そして始まる62回目のゲームロワイヤルパレス。失った視力でなお戦いに勝ち抜く幽鬼だが、トラブルが発生し…とこんな感じです!

〜弟子を取ること〜

シリーズ第5弾!このラノ新作1位とったり先日コミカライズ1巻が発売されたりと波に乗るシリーズですね!今回も楽しく読ませていただきました!面白かったです!
まずは序盤。番外編?的な立ち位置のお話が描かれます。図らずとも?弟子になってしまった玉藻のために師匠らしいことをすることになった幽鬼。そして右目の視力喪失に備えて目に頼らない戦い方を身につけるために鈴々という全盲のプレイヤーと戦うことになった幽鬼が描かれます。玉藻を弟子にするのは意外でしたね…幽鬼は自分でも言っている通り弟子なんてとらない子だと思っていたので…でもなんだかんだで弟子にしたらしたでちゃんと指導してあげるのが幽鬼らしいですね。玉藻とのやりとりはどこかデスゲームに通じていて物騒なものではあるんですけど、部活の先輩後輩関係のような。そんな関係がなんだか愛おしかったです。まぁこの師弟関係も…なんですけどね。そして鈴々の指導編へ。全盲のプレイヤーがどうやって戦うのかと思ったらやっぱり聴力だったんですけど…鈴々さんは想像のさらに上をいっていてびっくりしました。突然の訓練?にもしっかり対応する幽鬼はさすがです。そして始まるロワイヤルパレス。チームを組んで1対1の決闘を繰り返すというデスゲームとしてはシンプル極まりないんですけど…やっぱり魅せてくるのがこの作品。幽鬼の圧勝からの…そしてラストで見せる人間関係がまた…幽鬼もこれだけデスゲームに挑み人が殺され死ぬところを見て、自分の手さえ何度も汚してきているのにやっぱりあそこで手が動かなくなる瞬間があるんですね…今回も最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!

キャラ A
幽鬼はやっぱりすごいですね…視力を失ってもなおデスゲームに挑む根性と気迫がただものではないことを改めて実感しました。玉藻は久しぶりに幽鬼に人間らしい表情を引き出してくれる女の子で可愛くて素敵でしたね。だからこそ幽鬼との関係が…

最後に
今回もすごく楽しく読ませていただきました!6巻は春頃発売で1回目のゲームについて触れられるということで楽しみです!

どんな人にオススメか?


それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

死亡遊戯で飯を食う。5



著者

鵜飼有志



レーベル

MF文庫J


ISBN

978-4-04-683149-1

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