仕事が忙しくてラノベ読めてないので各レーベルの新人賞受賞作で一番面白かった作品をつらつら紹介していきます。各レーベルごとの新人賞受賞作なのでカクヨムコンとかなろうコンとかは対象外です。それじゃいきましょ。
電撃大賞受賞作
人類が植民星として移住した惑星が舞台で、SFともファンタジーともいえる世界観が魅力的で、幽霊が見える天涯孤独の少女・キーリと不死人のハーヴェイとラジオに憑依した幽霊の兵長を中心としたヒューマンドラマはこの作品でしか味わえない魅力があります。
全9巻で今ならセールで200円以下で買えるのでぜひ手にとってみてください!
ファンタジア大賞受賞作
結構悩みましたけどファンタジア大賞受賞作で一番面白かったのはこの作品。東西の国で100年続く戦争を「撃ち抜かれた人間をこの世にいなかったことにして世界を再編する」という弾丸を用いて勝利していくという作品。奇抜な設定で最初は物語に少し入り込みづらいのですが、負けっぱなしだった東の国が特殊な弾丸で連勝していく過程、主人公のレインとヒロインのエアのやりとりも楽しい!この翌年に「スパイ教室」が大賞を受賞したこともあり、大賞受賞作の中では影が薄いのですが自信を持ってオススメしたい作品です!
角川スニーカー文庫
講談社ラノベ文庫
GA文庫
MF文庫J
オーバーラップ文庫
ファミ通文庫
以上です!
思い出の新人賞受賞作があったら教えてください!
電撃大賞受賞作
「キーリ」壁井ユカコ 田上俊介
電撃大賞はこの作品しかないです。ご存知の方はご存知の通りこのブログタイトルはキーリ1巻のサブタイトルから来ています。人類が植民星として移住した惑星が舞台で、SFともファンタジーともいえる世界観が魅力的で、幽霊が見える天涯孤独の少女・キーリと不死人のハーヴェイとラジオに憑依した幽霊の兵長を中心としたヒューマンドラマはこの作品でしか味わえない魅力があります。
全9巻で今ならセールで200円以下で買えるのでぜひ手にとってみてください!
ファンタジア大賞受賞作
「撃ち抜かれた戦場は、そこで消えていろ」上川景 TEDDY/鷲尾直広
結構悩みましたけどファンタジア大賞受賞作で一番面白かったのはこの作品。東西の国で100年続く戦争を「撃ち抜かれた人間をこの世にいなかったことにして世界を再編する」という弾丸を用いて勝利していくという作品。奇抜な設定で最初は物語に少し入り込みづらいのですが、負けっぱなしだった東の国が特殊な弾丸で連勝していく過程、主人公のレインとヒロインのエアのやりとりも楽しい!この翌年に「スパイ教室」が大賞を受賞したこともあり、大賞受賞作の中では影が薄いのですが自信を持ってオススメしたい作品です!
角川スニーカー文庫
「シュガーダーク 埋められた闇と少女」新井円侍 mebae
読んだのは10年前ですが今でも大好きな作品。僕が唯一天才だと思うラノベ作家のデビュー作です。ハルヒ以来6年ぶりの大賞受賞作。冤罪で逮捕された少年が墓地で墓穴を掘る仕事をしている中でメリアという少女と出会い惹かれ、そして墓地に隠された秘密を知る…過去の記事でも書いているんですけど132ページがマジでめちゃくちゃすごいのでここまでは絶対に読んで欲しいです。あとこの作品はコミカライズもオススメです!講談社ラノベ文庫
「ラン・オーバー」稲庭淳 こうましろ
これも読んだ当時はめちゃくちゃ衝撃を受けました。ジャンルとしては超ダークな青春もの。いじめのターゲットにされていた湊がいじめの主犯格である人物に復讐するために主人公の伊園を脅して協力させて…とにかくエグくてグロい。淡々としかし苛烈に復讐していく様子がすごい。いじめられる側がいじめる側に変化していく過程は今でも忘れられないほど印象的です。最近講談社ラノベ文庫の新人賞受賞作からこういう尖った作品出ていないのでまた出してほしいですね…GA文庫
「コロウの空戦日記」山藤豪太 つくぐ
単純な面白さならもちろんダンまちなんですけど、印象的という意味ではこの作品。僕の大好きなミリタリー系の作品ということもありますが…死ぬために戦闘機のパイロットになったコロウが死なせない男が指揮する先鋭部隊に配属されパイロットして成長していく。タイトルの通り日記形式で物語が進むのもめちゃくちゃいいですし終盤の戦争を終わらせるための戦いがめちゃくちゃ熱い!1巻完結でめちゃくちゃオススメです!MF文庫J
「死亡遊戯で飯を食う」鵜飼有志 ねこめたる
最近の作品で申し訳ないのですが、MF文庫Jで新人賞受賞作ならこの作品です。拾い上げがありなら「図書迷宮」なんですけどね…幽鬼という幽霊のような女の子がデスゲームで99連勝を目指す作品。職業デスゲーマーな女の子が命の軽い世界で本能と経験と勘でデスゲームを勝ち抜いていく過程が熱い!シリーズが進むごとに多角的な視点で描かれるデスゲームもいいですね。グロいのが大丈夫ならオススメです!オーバーラップ文庫
「アマデウスの残り灯」志賀龍亮 白味噌
ちょっとダークな旅ものファンタジー。緩やかに滅亡していく世界で旅をする不死者のカインと神を名乗る少女ヨグ。彼らは旅先で様々な人と出会い交流していく…退廃的で終わりに向かっていく世界で起こるヒューマンドラマがめちゃくちゃいいんですよ…1巻しか出ていなくてお世辞にも知名度が高い作品ではないので今ここで改めてオススメしたいです!ファミ通文庫
「ココロコネクトシリーズ」庵田定夏 白身魚
ファミ通文庫もめっちゃ迷いましたね…桜庭一樹さんのデビュー作「ロンリネス・ガーディアン AD2015隔離都市」もいいですし「リンドウにさよならを」もめっちゃいいですし…でも高校生の頃の思い出補正でこの作品で…5人の少年少女に巻き起こる様々な現象を解決する青春もの。高校生当時稲葉がめっちゃ好きだったんですよね…個人的には短編集が好きでした!この作品は言いたいことが多すぎるのでいつかちゃんと再読したいですね!以上です!
思い出の新人賞受賞作があったら教えてください!