どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのは東崎惟子さんの

「少女星間漂流記」

です!
img_ 9784049151374

☆感想☆

ストーリー A
内容は、戦争や環境汚染で住めなくなった地球を飛び出して移住先の星を探す科学者のリドリーと用心棒のワタリ。2人は馬車型の宇宙船に乗って様々な星を訪れていた。神の星、謎の星、愛の星、本の星、夏の星…様々な星で2人は様々な出会いと別れ、そしてその星に運びる悪意に触れていくことになるが…とこんな感じです!

〜少女2人で星から星へ〜

東崎惟子さんの新作!「竜殺しのブリュンヒルド」が好きなので新作楽しみにしてました!今作は様々な星に訪れる2人の少女の旅を描いたSF(少し不思議)?なロードノベルとして楽しく読ませていただきました!面白かったです!
お話は電撃ノベコミ+に連載されていたこともあり、連作?短編形式で進んでいきます。1話あたり20p前後ですかね?あとがきで触れられていますが元々ノベコミ用ということもあり、1話あたり1万字あたりのお話が15話入っています。戦争と環境汚染で住めなくなった地球を飛び出した天才科学者のリドリーと圧倒的戦闘力を持つ用心棒のワタリ。2人は馬車型の宇宙船に乗って様々な星を訪れてはそこが移住できる星か見極めていきます。とはいえ2人が向かう星は一癖も二癖もある星で…どこにも行きたくない星ですねw とはいえそんな星々でその星に住む人々と交流したりピンチを乗り越えていく2人の姿は見ていて楽しかったです!個人的に好きだったのは「愛の星」「悪の星」「環の星」の3編!「愛の星」は冬眠というギミックにやられましたね…「悪の星」はシンプルな悪意にグサッとやられました。そして「環の星」はおそらくページ数は1番短かったのですがインパクトという意味では1番でした。様々な星でのリドリーとワタリのお話が楽しめる作品として楽しく読ませていただきました!面白かったです!

キャラ A
リドリーは天才科学者な女の子!知的で鋭いことをサラッと言うのが頼り甲斐がありますね!一方で運動神経はからっきしでワタリと足りないところを補い合っていますね!ワタリは普段は人見しりだけど戦闘となると無敵な女の子!リドリーといいコンビでしたね!

最後に
2人の少女が色んな星を訪れて色んな出会いや別れを経験するSF(少し不思議?)な短編集として楽しく読ませていただきました!これはぜひ2巻も読みたいですね!まだまだリドリーとワタリの旅が見たい!続刊待ってます!

どんな人にオススメか?
SF(少し不思議)な旅もの短編集が読みたい方は!好きな方は絶対にハマるはずです!1話あたりは短くてサクサク読めますし、逆に1話ごとはかなり独立しているのでちょっとずつ読むこともできます!気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

少女星間漂流記



著者

東崎惟子



レーベル

電撃文庫


ISBN

978-4-04-915137-4

表紙画像のリンク先