どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのは鵜飼有志さんの

「死亡遊戯で飯を食う。6」

です!
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前巻の記事↓

☆感想☆

ストーリー A
内容は、愛弟子である玉藻を失った幽鬼は自身の幻影が見えるようになる。危害を加えてこようとする幻影に対処するために幽鬼は自身のエージェントを通じてある人に助けを求めるが…そして幻影に導かれるようにして思い出したのは第一回のゲームのこと。かつて幽鬼が参加したアスレチック型のデスゲームで彼女は一回目ながらどんな活躍をしたのか…とこんな感じです!

〜原点と幻想〜

シリーズ第6弾!相変わらずシリーズ好調みたいで一安心ですね!今回は幽鬼の過去とそして幻想との対峙というこれまでとはまた違ったデスゲームを見せてくれましたね!面白かったです!
お話は大きく分けて二つのお話で進んでいきます!一つは弟子である玉藻を失ったことで幽鬼の目の前に現れることになった彼女そっくりの幻影の話。もう一つは幽鬼が初めて参加したゲームのことです。幽鬼の初参加ゲームは思ってた何倍も壮絶でしたね…幽鬼が参加するゲームっていつも死亡率おかしくないですか…?でも初参加のゲームからその才能の片鱗を見せる幽鬼は流石の一言。これがデスゲームで生き残る秘訣ですか…そしてお話のメインは幽鬼の目の前に現れるようになった幻影のこと。玉藻を失い少なからず精神にダメージを受けてしまい自分そっくりの幻影が見えるようになってしまった幽鬼。幻影が見えるだけならまだしも自分に危害を加えてくるためなんとか解決するために幽鬼はエージェントに相談します。ここで鈴々さんとアイツが出てくるのはアツいですね…そして幻影を殺すための非公式のデスゲームに挑む幽鬼。頭脳を使ったデスゲームですがこれを比較的すらすら解けるところに学校の良い影響が見えますね!そして幻影と対峙するラストが良き!これまで自分を縛っていた鎖を自ら解き放ってまた一段上の段階にいった感がすごかったです!今回も最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!

キャラ A
幽鬼は幻影が出ても初参加のゲームでもよくも悪くも幽鬼でしたねw でもこういう変なところで鈍感で変なところで鋭いのが幽鬼らしさですからね…エージェントさんをはじめその他のキャラの掘り下げもあってよかったです!

最後に
シリーズ6冊目はちょっとテイストが違うながらも相変わらず極上のデスゲームを楽しませていただきました!コミカライズもあるので大変かとは思いますが7巻も楽しみです!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

死亡遊戯で飯を食う。6



著者

鵜飼有志



レーベル

MF文庫J


ISBN

978-4-04-683544-4

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