どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのはモノクロウサギさんの

「家で知らない娘が家事をしているっぽい。でも可愛かったから様子を見てる」

です!
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☆感想☆

ストーリー A
内容は、大学生の水月遥斗はストーカーがいることに気づく。しかもどこからか鍵を盗んでいて自宅に不法侵入をして家事をしたり衣服を拝借しているらしい。家事をしてくれるというメリットととんでもない美人ということから見逃していた。ある日、ついにストーカーの千秋蘭と対面してしまう。それでもなお蘭を無視し続ける遥斗だが、蘭は遥斗と距離を近づけてくるようになり…果たして遥斗と蘭の関係はどうなってしまうのか…とこんな感じです!

〜ストーカー少女を無視していたら〜

モノクロウサギさんの新作!個人的には初挑戦の作家さんですね。主人公とヒロインが全然会話しない&ストーカーされてる/しているという不思議な関係性のラブコメを楽しませていただきました!面白かったです!
まず序盤。遥斗がストーカーがいると気づく描写から始まります。家事をやってくれるからストーカーを無視してシルキー…都合の良い家政婦扱いする遥斗の感覚はマジでわからんです…そんなある日、ストーカーが在宅中に帰宅してしまいストーカーの美少女・蘭と対面することに…蘭と対面しても彼女の存在を無視し続けて家事をやってくれるというメリットを享受しようとする遥斗と、無視されていることを許可されていると思い込んで遥斗の家に来る頻度がくる蘭もマジでわかんないです…わかんないんですけど珍獣を見る楽しさがありますね…そうして2人は100pくらいまで一才会話しないのに主人公が美少女と同じ部屋で過ごすという日常が描かれます。マジでなんなんこれ…しかしいよいよ蘭を無視できなくなった遥斗は彼女と会話することに。うん。やっぱりズレてますね。この2人。会話するようになって謝罪?や償いもあり蘭は遥斗公認で家に家事をしに来るように。都合のいい女扱いされても遥斗の家にくる蘭はマジでわからんです…終盤は蘭がボーカルを務めるバンドの話というこれまでとは別ベクトルの盛り上がりもあったりで最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!

キャラ A
遥斗は家事をやってくれるからといってストーカーを無視し続ける謎の男。こいつマジでわからん。マジで珍獣系主人公です。蘭はかわいいくせにストーカー気質でメンヘラ?な女の子。遥斗の服を盗んだり不法侵入したりガチの犯罪やっていてこのかわいさなのでマジで珍獣です…蘭のバンドメンバー2人以外変なやつしかいませんでした…いやそれが面白いんですけどね

最後に
なんかとんでもないラブコメを読ませていただきました…続きはぜひ読みたいですね。絶対にこのまま普通のラブコメしてほしくないです。続刊待ってます!

どんな人にオススメか?
一味も二味も違うラブコメを読みたい方は!ストーカーを無視し続ける主人公とストーカーしまくって無視されて続けても主人公のことが好きな珍獣コンビのラブコメです。不思議な面白さがある作品です。気になったかたは!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

家で知らない娘が家事をしているっぽい。でも可愛かったから様子を見てる



著者

モノクロウサギ



レーベル

角川スニーカー文庫


ISBN

978-4-04-114769-6

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