どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています
さて、今回感想を書いていくのは佐野しなのさん著、wotakuさん原作・監修の
ストーリー A
内容は、禁酒法が定着した1920年代のアメリカ。大都市ブローケナークの元酒場で働く少年サンガは貧しいながらもたった1人の肉親である妹のアルハとともに幸せに暮らしていた。そんなある日、マフィアの密造酒を店におくことを拒否したことをきっかけに、店が放火されアルハは命を落としてしまう。失意と復讐心に燃えるサンガが出会ったのはチャイナタウンの半分を掌握する<白蛇堂>の若頭・真紅(シェンホン)。マフィアに復讐を果たすために白蛇堂の一員になったサンガは彼の仕事を手伝いながら復讐への準備を整えていくが…とこんな感じです!
まず序盤。サンガの働く店がマフィアによって放火され最愛の妹を失う場面から物語は始まります。1920年代の禁酒法時代のアメリカ、元酒場のダイナー、マフィアが牛耳る密造酒、違法薬物のシャンティ…法律のグレーとイリーガルが蔓延る1920年代のアメリカというだけで心躍りますね!しかしストーリーは残酷でサンガが働くダイナーに密造酒を置くように進めてきたマフィアを断ると、彼らによって店を燃やされ叔母と最愛の妹を失います。初っ端から全力で残酷でちょっと心が折れかけますね…サンガの妹を殺したのがとあるマフィアの上層部であるディーノだと知った彼は復讐に向かいますが、もちろん相手にもならずに失意のどん底に。そんなサンガの元に現れたのはチャイナタウンを牛耳るマフィアの一つ<白蛇堂>の若頭である真紅。ディーノを殺すために紆余曲折の末に白蛇堂に入ったサンガは下っ端として白蛇堂のために働くことになります。サンガが白蛇堂に入るまでの過程もよかったですね…指の爪剥がされたり肩外されたりボコボコにされて…世間知らずのサンガがマフィアの洗礼を受けていく過程がグッドです!白蛇堂に入ってからの日常は案外穏やかなもので他の下っ端と一緒に中華街を警備したり真紅の家を掃除したり料理を作ったり…そんな日々の中で妹への復讐心は薄れていきます。しかし真紅にサンガは人を殺せないから殺しの技術を教えないと言われたところから物語は加速的に動き出します!そしてここから本当に容赦がない…まさかこんな展開になるなんて聞いてないですよ…心に大ダメージです…でもこの容赦のなさが1920年代のアメリカのチャイナタウンのマフィアの本質だよな…と妙に腑に落ちてしまいます…腑に落ちてしまうからこそ救いを求めてしまうんですよね…色んな意味で衝撃を受けまくった作品でした。面白かったです!
キャラ A
サンガくんは妹思いの優しいお兄ちゃんでしたね…でもその優しさがこの街ではあだになりすぎます…真紅はよくわからない不気味な怖さがある青年でしたね…次に何を喋るか、何をするかわからない。そんな怖さがありました。感情も読めないです。でもそこに引き込まれる魅力がありました。その他のキャラも魅力的でした!
最後に
シャンティのノベライズでこういうストーリーなのか!という衝撃が凄まじいダークな作品でした。これは続きとかあるんですかね…?コミカライズもされるようなのでそちらも楽しみです!
どんな人にオススメか?
1920年代の禁酒法時代のアメリカのチャイナタウン!マフィアたちのダークでダーティーな物語が読みたい方は!明るい話ではない、むしろ暗いというか心にダメージを喰らう系のお話ですが引き込まれる魅力があります!気になった方は!
それではこの辺で(≧(エ)≦。)
さて、今回感想を書いていくのは佐野しなのさん著、wotakuさん原作・監修の
「シャンティ」
です!☆感想☆
ストーリー A内容は、禁酒法が定着した1920年代のアメリカ。大都市ブローケナークの元酒場で働く少年サンガは貧しいながらもたった1人の肉親である妹のアルハとともに幸せに暮らしていた。そんなある日、マフィアの密造酒を店におくことを拒否したことをきっかけに、店が放火されアルハは命を落としてしまう。失意と復讐心に燃えるサンガが出会ったのはチャイナタウンの半分を掌握する<白蛇堂>の若頭・真紅(シェンホン)。マフィアに復讐を果たすために白蛇堂の一員になったサンガは彼の仕事を手伝いながら復讐への準備を整えていくが…とこんな感じです!
〜チャイナタウンで妹殺しの復讐を〜
同名楽曲「シャンティ」のノベライズ!シャンティは何年か前に結構聴いていた+Twitterで見かけた感想が面白そうだったので買ってみました!曲は元々ダークな感じでしたが、まさかあの曲から1920年代のアメリカのチャイナタウンを舞台にしたマフィアものにノベライズされるとは思わずびっくりでいい意味で期待を裏切られましたね!お話としても大好きで大満足の1冊でした!面白かったです!まず序盤。サンガの働く店がマフィアによって放火され最愛の妹を失う場面から物語は始まります。1920年代の禁酒法時代のアメリカ、元酒場のダイナー、マフィアが牛耳る密造酒、違法薬物のシャンティ…法律のグレーとイリーガルが蔓延る1920年代のアメリカというだけで心躍りますね!しかしストーリーは残酷でサンガが働くダイナーに密造酒を置くように進めてきたマフィアを断ると、彼らによって店を燃やされ叔母と最愛の妹を失います。初っ端から全力で残酷でちょっと心が折れかけますね…サンガの妹を殺したのがとあるマフィアの上層部であるディーノだと知った彼は復讐に向かいますが、もちろん相手にもならずに失意のどん底に。そんなサンガの元に現れたのはチャイナタウンを牛耳るマフィアの一つ<白蛇堂>の若頭である真紅。ディーノを殺すために紆余曲折の末に白蛇堂に入ったサンガは下っ端として白蛇堂のために働くことになります。サンガが白蛇堂に入るまでの過程もよかったですね…指の爪剥がされたり肩外されたりボコボコにされて…世間知らずのサンガがマフィアの洗礼を受けていく過程がグッドです!白蛇堂に入ってからの日常は案外穏やかなもので他の下っ端と一緒に中華街を警備したり真紅の家を掃除したり料理を作ったり…そんな日々の中で妹への復讐心は薄れていきます。しかし真紅にサンガは人を殺せないから殺しの技術を教えないと言われたところから物語は加速的に動き出します!そしてここから本当に容赦がない…まさかこんな展開になるなんて聞いてないですよ…心に大ダメージです…でもこの容赦のなさが1920年代のアメリカのチャイナタウンのマフィアの本質だよな…と妙に腑に落ちてしまいます…腑に落ちてしまうからこそ救いを求めてしまうんですよね…色んな意味で衝撃を受けまくった作品でした。面白かったです!
キャラ A
サンガくんは妹思いの優しいお兄ちゃんでしたね…でもその優しさがこの街ではあだになりすぎます…真紅はよくわからない不気味な怖さがある青年でしたね…次に何を喋るか、何をするかわからない。そんな怖さがありました。感情も読めないです。でもそこに引き込まれる魅力がありました。その他のキャラも魅力的でした!
最後に
シャンティのノベライズでこういうストーリーなのか!という衝撃が凄まじいダークな作品でした。これは続きとかあるんですかね…?コミカライズもされるようなのでそちらも楽しみです!
どんな人にオススメか?
1920年代の禁酒法時代のアメリカのチャイナタウン!マフィアたちのダークでダーティーな物語が読みたい方は!明るい話ではない、むしろ暗いというか心にダメージを喰らう系のお話ですが引き込まれる魅力があります!気になった方は!
それではこの辺で(≧(エ)≦。)