どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのは読図健人さんの

「ゴエティア・ショック 電脳探偵アリシアと墨絵の悪夢 上」

です!
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☆感想☆

ストーリー A
内容は、国家による支配という概念が消え四大企業によって支配されたサイバーな世界。そこにクラスアリシア・アークライトは人体に搭載された電脳を操る超絶技巧のハッキング技術を持った《電脳魔導師》として活躍していた。そんな彼女はとある芸術家の父娘を捜索するためにネオマイハマ芸術解放特区に向かうことになるが、そこはドラッグとバイオレンスとエロスが蔓延るアンダーグラウンドだった。果たして彼女は無事に捜索依頼を完遂することができるのか…とこんな感じです!

〜人工島で消えた芸術家を追え〜

読図健人さんの新作!本作がデビュー作ですかね?サイバーパンクな世界で描かれるがっつりとしたSFにかなりのエロとバイオレンスが含まれたアダルトな作品として楽しく読ませていただきました!面白かったです!
まず序盤。電脳探偵アリシアの活躍が描かれます!小柄な少女ながら超爆乳で人体に搭載された電脳をハックすることができる電脳魔導師で荒事を調査する探偵で…という彼女の登場シーンは迷い猫探しという地味な始まりですが、その迷い猫探しをこんなにも鮮やかに見せられたらそりゃこの作品に引き込まれちゃいますよ!そして物語はアリシアの短い学園シーンを経てアングラの極地の雰囲気漂うネオマイハマへ!ドラッグ中毒者が万円し電子通過は使用できず、女性の下着や女性そのものが違法に取引される何もかもが軽い世界…そんなネオマイハマでアリシアは芸術家の父娘を探すことになります。ここからはとにかくエロと暴力といった感じしたね…このレベルの挿絵いいんだけっけというエロに(いや巻頭のカラーイラストがまずなかなか…なのですが…)、容赦のないバイオレンス。それがサイバーパンクな世界でこれでもか!と描かれていきます!アリシアの恥じらう姿は純粋にエロいですし、暴力に対して自身の力や技術で立ち向かっていくアリシアは見応え抜群でしたね!上下巻の上ということもあり、いろんな意味でいいところで終わっているので下巻を読むのが楽しみにです!最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!

キャラ A
アリシアは小柄ながらとんでもない爆乳の少女というビジュアルがすごすぎましたね…でも電脳をハックできるという能力と強気な姿勢を活かした調査をしていくところがクールでかっこよかったですね!その他のキャラは上巻ではまだまだ出番が少なめだったので下巻に期待です!

最後に
サイバーパンクな世界でエロとバイオレンスなSFという好きなタイプの作品でした!上下巻の上巻ということもあるので下巻を読むのが楽しみです!

どんな人にオススメか?
サイバーパンクが好きな方は!外で読むのが憚られるエロさですので人は選ぶと思いますが好きな人は絶対に好きだと思います!アリシアのビジュアルと戦い方に惚れること間違いなし!気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

ゴエティア・ショック 電脳探偵アリシアと墨絵の悪夢 上



著者

読図健人



レーベル

GCN文庫


ISBN

978-4-86716-587-4