どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのは暁刀魚さんの

「隣の席の王女様、俺の前だけ甘々カノジョ」

です!
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☆感想☆

ストーリー A
内容は、平民ながら魔術の才能に優れ特待生として魔導学園に入学したハイム。そんな彼は平民と罵られながらも魔術を研鑽するべく日々勉強に励んでいた。そんなある日、ハイムを平民と知っても仲良くしてくれるフィーアが実は王女様であることを知ってしまう。戸惑うハイムだがなんとかいつも通りにフィーアと接することに。そんなある日、ハイムのことをよく思わない貴族のグオリエがフィーアを狙っていることを知る。ハイムは彼女を守るために恋人のフリをすることになるが…とこんな感じです!

〜クラスの人気者が実は王女様だったら⁉︎〜

暁刀魚さんの新作!個人的には初挑戦の作家さんですね!ファンタジーな学園を舞台に王道な主人公とヒロインの両思いな一対一ラブコメが繰り広げられていて終始楽しく読ませていただきました!面白かったです!
まず序盤。ハイムの魔導学園での日常が描かれます!平民ながら卓越した魔術の才能があり特待生として入学したハイム。そんな彼のことをよく思わない貴族は大勢いる。特にハイムがクラスの人気ものである美少女フィーアと仲が良いことが気に入らないグオリエには一段と酷い扱いを受けていて…王道なキャラ関係ではありますが、序盤から各キャラしっかりと魅力があってラブコメの導入として大正解でしたね!そしてハイムはたまたまフィーアの正体が王女様であることを知ってしまいます。こういう身分差展開いいですね!大好物です!とはいえこれでハイムとフィーアの関係が大きく変わることはなく、2人は相変わらず学園内でラブコメしていきます!「もうお前ら付き合っちゃえよ!」っていうほどお互いがお互いのことを好きなのに頑なに気持ちを伝えないのはなんなんですかね…いいぞ。もっとやれ。ナチュラルにフィーアのことをかわいいしてくるハイムのイケメンムーブとフィーアの照れが非常に良きですね!そしていつもハイムのことを罵倒してくるグオリエが本格的にフィーアのことを狙っているとを知った彼がフィーアと偽の恋人を演じるようになったことで物語は大きく動き始めます!偽の恋人になってからの2人のイチャイチャはまた違った良さがありましたね…終盤ではグオリエの件で厄介な問題が発生しますが、ハイムがしっかりとかっこいいところを見せてくれてよかったです!最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!

キャラ A
ハイムは天然イケメンムーブをかます卓越した魔術の技術を持つ少年!年相応にフィーアの行動に照れたかと思いきや、さらっとイケメンしていく…これはずるいですね…フィーアは普段は元気いっぱいで天真爛漫な女の子なのですが、ハイムに攻められるとタジタジしたりとそのギャップがめちゃくちゃかわいい!その他のキャラも魅力的でした!

最後に
ファンタジー学園を舞台にした主人公とヒロインの一対一のラブコメを楽しく読ませていただきました!これはぜひ続きが読みたいですね!まだまだハイムとフィーアのラブコメが見たい!続刊待ってます!

どんな人にオススメか?
ラブコメが好きな方は!ファンタジーな学園を舞台に主人公とヒロインの一対一な正統派ラブコメを楽しめます!ハイムとフィーアのラブコメは読んでいて楽しい!気になった方はぜひ!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

隣の席の王女様、俺の前だけ甘々カノジョ



著者

暁刀魚



レーベル

富士見ファンタジア文庫


ISBN

978-4-04-075722-3

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