どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのは滝浪酒利さんの

「時間を止めてデレまくる、最強無敵の黒乃さん」

です!
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☆感想☆

ストーリー A
内容は、時間を止めることができる黒乃詩亜は最強無敵のエージェントとして世界各国で暗殺任務を遂行していた。そんな彼女が密かに?想いを寄せているのは甲斐郎という少年。普段は素直になれない詩亜は時間停止能力を使ってデレまくっていた。しかし甲斐郎にも秘密が。なんと時間が停止する世界で意識だけを保つことができていた⁉︎自分だけにデレる詩亜のことがもちろん好きな甲斐郎だが、彼にも事情があり自分から詩亜に想いを伝えられずにいて…果たして2人の恋の行方は…とこんな感じです!

〜時間を止めれば何をしても良い(ダメです)〜

滝浪酒利さんの新作!前作「マスカレード・コンフィデンス」が面白かったので新作楽しみにしてました!今作は時間停止という設定を生かした両片思いなラブコメとして楽しく読ませていただきました!面白かったです!

まず序盤。詩亜が時間停止能力者として任務をこなすシーンから物語は始まります!詩亜ちゃんクールでかっけぇ…!と思ったのも束の間。時間停止能力を使ってデレまくります。クールとデレの差に風邪をひきそうなくらいの温度感ですが、こういうのめちゃくちゃ好きです!詩亜ちゃんが敬語キャラなのもいいですよね!ポイント高い!

そんなこんなで詩亜は甲斐郎に時間を止めてデレまくります!1時間くらい時間を止めて甲斐郎の手を「ゴツゴツしていてやべぇです…!」とか言いながら触りまくるのは…合法?なんですかね?でも詩亜ちゃんがかわいいので全てOK!ほっぺたつんつんするもかわいいからOK!オールOK!

しかし甲斐郎にはとある事情から詩亜の時間停止能力が部分的に効きません。なんと時間停止する世界で体は動かせないものの意識を保つことができます!普段は誰も寄せ付けないほどクールな詩亜が自分にだけはデレデレしていることを知っている甲斐郎はもちろん詩亜のことが好きで…なんだこのすれ違いは!なんだこの両片思いは!こんなの最高に決まってます!ただ甲斐郎には甲斐郎の事情があり時間停止する中で意識を保っていることや詩亜と付き合うことはできずに…じれったい。でもこの設定大好きです!

そんな2人+甲斐郎の妹の極悪(こあ)、2人と同じ弓道部に所属する甘風呂手々と共に賑やかで時々時間が止まるラブコメが展開されていきます!ほどよく?手々に嫉妬する詩亜やめんどくさいヒロインたちのケアが大変そうな甲斐郎くんは見ていて楽しいですね!

終盤では能力者としての詩亜に問題が発生し、2人の関係性がピンチに!でも恋の力を前に詩亜を止められる者なんていない!パワーでゴリ押していくのが好きでした!最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!

キャラ A
甲斐郎は普通の男子…に見えて色々な事情を抱えた少年。結構大変な生き方してますけど、詩亜のことが大好きで優しいのがグッド!詩亜は甲斐郎のことが好きすぎる女の子!でも普段は素直に慣れなくて時間が止まっているときだけデレまくる。マジで可愛すぎますね…甲斐郎の妹の極悪、2人と同じ弓道部に所属するメンヘラ女の手々も魅力的でした!

最後に
時間停止能力を生かしたラブコメとして楽しく読ませていただきました!これはぜひ2巻が読みたいですね!まだまだ2人のラブコメが見たい!続刊待ってます!

どんな人にオススメか?
両片思いなラブコメが読みたい方は!普段はクールでツンツンな詩亜が時間が止まっている時にだけ甲斐郎にデレまくるのが見ていて楽しい!気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

時間を止めてデレまくる、最強無敵の黒乃さん



著者

滝浪酒利



レーベル

MF文庫J


ISBN

978-4-04-684446-0

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