どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのは河鍋鹿島さんの

「異界掃滅のソルジャーメイド 1.死にぞこないの天才と異端の決死兵」

です!
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☆感想☆

ストーリー A
内容は、建物の内部がバケモノを生み出す異界と化し、人を襲うハウスという超常現象。そんな超常現象に対抗できるのは特殊な能力を持つメイドの少女たち・ソルジャーメイド飲みだった。あるハウスをきっかけに仲間を失ったシオンは突然親切部隊の体調に命じられる。しかし隊員は新人の決死兵・アイリスただ1人だけ。コンビを組むことに不安を覚えるシオンだが、アイリスは自信なさげな言動に反して活躍していく。しかしアイリスにはとある秘密があって…とこんな感じです!

〜バディで戦うメイドさん〜

第11回オーバーラップ文庫大賞の金賞受賞作!4作品でた新人賞受賞作のメイド三姉妹の長女にあたる作品ですね。メイドという単語から連想されるお淑やかなイメージをひっくり返されるメイドによるバトルアクションとして楽しく読ませていただきました!面白かったです!

まず序盤。シオンとアイリスがコンビを組みとあるハウスを掃除するところから物語は始まります!わけあってソルジャーメイドとしての最高役職を手に入れたシオン。そんな彼女は新設部隊の隊長に任命されてアイリスといういかにも陰キャな女の子とコンビを組むことに…最初は設定面で少しとっつきにくい感じがありましたが、星幽兵装でかっこよく戦うシオンとアイリスに一気に引き込まれましたね!

なんでもこなすシオンと戦闘以外はからっきしで陰キャなアイリス。そんな正反対な2人がハウスの掃除、そして日常を通して少しずつ距離を近づけていきます。これは全日本百合ラノベ協会南関東支部副部長の僕もにっこり。そうです。こういう関係性がいいんです。

かつて仲間を失ったシオンは時折アイリスに仲間たちの面影を重ねながら彼女に色々なことを教えていきます。シオンのお姉さん的ポジションとアイリスの無垢な感じが非常に良きですね…
シオンの過去が語られるシーンも良き。シオンも仲間たちと良い経験をしてきたからこそ、アイリスに優しく接することができるんですね…

終盤ではアイリスに隠された秘密が明かされて2人はピンチに。しかしシオンがアイリスを思う気持ちが、アイリスがシオンを思う気持ちが、ピンチを乗り越えていくきっかけとなるのがすごくよかったですね!ラストバトルは迫力満点で大満足!最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!

キャラ A
シオンはなんでもできる万能メイド!アイリスのおねちゃん的ポジションで頑張っていましたね!戦う姿は凛々しくてかっこよかったです!アイリスは普段はオドオドしていてうまく喋ることができない女の子。陰キャ女子という感じですが、戦闘では頼りになります!そのほかのキャラも魅力的でした!

最後に
メイドさんたちのアクションバトルものとして楽しく読ませていただきました!ぜひ2巻も読みたいですね!まだまだシオンとアイリスの活躍がみたい!続刊待ってます!

どんな人にオススメか?
アクションバトルが好きな方は!星幽兵装を使ったオリジナリティ溢れるバトルはバトル好きな方に刺さること間違いなし!戦うメイドさんとシオンとアイリスの関係性も良い!気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

異界掃滅のソルジャーメイド 1.死にぞこないの天才と異端の決死兵



著者

河鍋鹿島



レーベル

オーバーラップ文庫


ISBN

978-4-8240-1051-3

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