どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのは古宮九時さんの

「成り代わり令嬢のループライン 繰り返す世界に幸せな結末を」

です!
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☆感想☆

ストーリー A
内容は、元派遣社員の咲良は、妖精姫物語という自分が大好きなWEB小説/同人小説が実話を元にした物語であることを知る。悲劇的なラストを迎えループする世界を変えるため、咲良はローズィアとして転生することに。ループを止めるためにローズィアは第二王子であるユールと協力して悲劇的な運命から逃れるために奮闘するが…とこんな感じです!

〜何度も繰り返す世界で悲劇を止める〜

第9回カクヨムWeb小説コンテスト恋愛(ラブロマンス)部門特別賞受賞作!古宮九時さんの新作ですね!古宮さんの作品大好きなんですけどすっかり久しぶりになってしまい…積んでる諸々そろそろ読ます…今作はループもの+令嬢ファンタジーものということで、古宮さんらしいパワーを感じることができる作品でした!面白かったです!

まず序盤。咲良が自分が大好きな小説の作者である真砂に妖精姫物語の世界へと転生されるところからお話は始まります!咲良の好きに対する熱量であったり、後からわかってくる真砂が彼女にどれだけ救われたかであったりと序盤から印象的な描写が多いですね。一気に物語に引き込まれます!

ローズィアに転生した咲良は2年後に起こる悲劇の度に繰り返すループを止めるためにユールと協力することになります!ローズィアに転生した咲良は初っ端からなかなかパワーみに溢れてましたね…今日からこれでいきます!はパパびっくりすると思うの。思いません?

2年後にティティリアシャという妖精姫が妖精契約という儀式で失敗し必ずループしてしまう。そんなループを止めるためにローズィアは小説の知識を全動員して悲劇を回避するために奮闘します!知識を総動員、とはいってもやはり結局はマンパワーやないかい!な感じの動き方なんですけどね!でも好きですよ!ローズィア!ユールくんがちょっとかなりかわいそうですけど!

もちろんループは簡単に止められるわけもなく何度も失敗します。しかしローズィアの諦めない気持ちやユールの支え、そして明かされる秘密もありローズィアは徐々に答えに近づいていきます!恋愛要素もありながら進んでいくのでループの解決と合わさってドキドキが2倍ですね!

終盤の展開はすごくよかったですし、ラストのローズィアとユールの会話も印象的でした!最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!

キャラ A
ローズィアというか咲良はパワーみに溢れるご令嬢。僕は好きなんですけどね。令嬢という属性とありあまるパワーの不一致がすごいですw ユールはそんなローズィアを優しく支えてくれる第二王子!この子も頑張り屋さんで応援したくなるんですよ…そのほかのキャラも魅力的でした!

最後に
パワーを感じるループもの+令嬢ものとして楽しく読ませていただきました!かなり綺麗に終わっているのでこれで完結ですかね…?古宮さんの作品は(積んでる作品も含めて)これからも読むのが楽しみです!

どんな人にオススメか?
ループもの、令嬢ものが好きな方は!古宮さんファンなら必読ですし、ちょっとループもの読みたいなという方にもオススメです!気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

成り代わり令嬢のループライン 繰り返す世界に幸せな結末を



著者

古宮九時



レーベル

角川文庫


ISBN

978-4-04-115716-9

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