どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのは望公太さんの

「小説 僕の心のヤバイやつ」

です!
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☆感想☆

ストーリー A
ラブコメの名手・望公太さんによる僕ヤバノベライズ!望公太さんの僕ヤバノベライズなら全てが安心!ということで逆にしばらくの間積んでました…すみません…ちなみに僕ヤバは原作は既読。アニメが未視聴です。
今作は中3の夏という時間軸を舞台に関根萌子、京太郎と山田、神崎と原さん、そして山田ママという登場人物にスポットを当てた4つ収録された短編集として楽しませていただきました!面白かったです!以下それぞれのお話の感想です!

関根萌子は一歩踏み出す
関根視点で山田と京太郎の関係が語られるお話。個人的に山田の友達女子軍団で関根が1番好きなので読んでよかったと思えるお話でしたね。関根の小林たちは一歩違う視点から見える山田と京太郎の関係に頷きながら読んでいました。最後の足立との会話も印象的でしたね。この作品を1番最初に読めたことで「勝ったな。これは」となりました。

僕はカードゲームがしたい
山田と京太郎がカードゲームをするお話。本編にも出てきそうな正統派なノベライズ、といった印象でしたね。やっていることはタイトルの通り京太郎と山田がカードゲームするだけなんですけど、2人のラブコメでやっぱり僕ヤバはこの2人だよな!となるので非常に良きです。カードゲーム周りはラブコメのための都合の良さはありましたが…まぁそんなことはどうでもよくなるくらいに山田と京太郎のラブコメが素晴らしかったです!

神崎健太は触ってみる
漫画ではエロキャラ…もといマニアック性癖キャラとして扱われがちな神崎と悩みの多い原さんにスポットを当てた短編。神崎がマジで神崎していてよかったですねw 原さんの悩みもしっかりと描かれていて結局この2人はお似合いだなとなりました。しかし神崎これで中3か…将来大丈夫か?

山田ママは告白させたい
こちらは山田ママ、もとい山田夫妻にスポットを当てた作品。原作で知ってはいましたけど、山田ママにして山田ありって感じですよね。本当に。山田夫妻の出会いや付き合うまでのエピソードはすごくよかったですね…結局こちらもピュアかよ!ってなりました!まぁ山田と京太郎がいなくなった後でやっていることはピュアではないと推測されますが(メガネくいっ)。山田夫妻もいいキャラなので本編で語られづらいところをこうしてノベライズで補完してくれるのありがたいです!

漫画のノベライズとしては文句なし!原作ファン大歓喜!な内容と思います!僕ヤバ好きな方はぜひご一読を!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

小説 僕の心のヤバイやつ



著者

望公太



レーベル

MF文庫J


ISBN

978-4-04-684008-0

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