どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています
さて、今回感想を書いていくのは八目迷さんの

ストーリー A
内容は、足を踏み入れた人が消えていく。そんな都市伝説がある老舗遊園地のサニーパーク。そんな遊園地に高校の友人たちと訪れた竜崎カシオは、友人の1人である小練菜々に人気のない場所に連れ込まれ…刃物で殺されてしまう。死んだと思ったカシオだが、彼が目を覚ますとなんとサニーパークに入園した朝に戻っていた。混乱するカシオの前に小寺あせびという女子高生が現れる。彼女もまたサニーパークから抜け出せず同じ1日をループしていた。ループから抜け出す方法は人を殺すこと。果たして正義感の強いカシオはこのループから抜け出すことができるのか…とこんな感じです!
まず序盤。カシオが遊園地で楽しい1日を過ごした後、友人の1人である菜々に殺されてしまうところから物語は始まります。正義感が強く警察官を目指しているカシオ。そんな彼が友人と遊んだ最後に菜々に刺されて殺されてしまう…楽しい1日だったからこそ菜々に殺されてしまう瞬間と呆気なさが際立ちますね。
そしてカシオはループに巻き込まれます。遊園地から出ると再び遊園地にやってきた朝に戻ってくるを繰り返す。そんなループに気づいたカシオは同じく遊園地でのループを繰り返す女子高生・小寺あせびに出会います。最初は戸惑うカシオですが、ループを何千回と繰り返すあせびにヒントをもらいながらこのループからの脱出方法を探っていきます。
誰かを殺すとループから抜け出せる、しかし殺した相手が今度はループに巻き込まれてしまう。ループを繰り返す中で疲弊しながら、時にはあせびと喧嘩をしたり遊園地を楽しみながら、ループから抜け出そうとするカシオ。もがき苦しんでいくカシオの様子はみていて辛い部分もありますが、それでも彼のことを応援したくなります。
途中明かされていく遊園地で起こった事件やカシオの過去、そしてあせびの過去が繰り返すループの中で良いスパイスになっていましたね。特にあせびの過去は彼女がどうしてこのループに巻き込まれているのかを知ることができるものでこれがまた胸を打ちます…あせびの明るく元気で飄々とした姿とのギャップがいいです。
終盤ではループから抜け出すためにカシオとあせびが協力してある作戦を実行します。なかなかアグレッシブな方法でしたが、2人がループから抜け出そうとするラストがとても印象的でした。最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!
キャラ A
カシオは正義感が強くて精神的にタフな少年。ループの中でそんな彼の強さが徐々に削られていく過程は見ていて辛いですが、だからこそ彼があせびと手にしたラストが印象的でしたね!あせびはいつも元気でメンタルが削られるループの中でも飄々としていて緊張感のない女の子。ただ中盤以降、彼女のことを知るとその緊張感のなさの原因を知ることができて彼女の味方が変わりますね…そのほかのキャラも魅力的でした!
最後に
時と四季シリーズのラストに相応しい遊園地のループものでした!春夏秋冬全ての作品は出ましたが、八目迷さんの時間を扱った作品は好きなのでまた読みたいです!新作待ってます…!
どんな人にオススメか?
ループものが好きな方は!遊園地で同じ1日を繰り返すカシオとあせびの日々は苦しくも思わず応援したくなります!ラストもすごくいい!気になったかたは!
それではこの辺で(≧(エ)≦。)
さて、今回感想を書いていくのは八目迷さんの
「終わらない冬、壊れた夢の国」
です!
☆感想☆
ストーリー A内容は、足を踏み入れた人が消えていく。そんな都市伝説がある老舗遊園地のサニーパーク。そんな遊園地に高校の友人たちと訪れた竜崎カシオは、友人の1人である小練菜々に人気のない場所に連れ込まれ…刃物で殺されてしまう。死んだと思ったカシオだが、彼が目を覚ますとなんとサニーパークに入園した朝に戻っていた。混乱するカシオの前に小寺あせびという女子高生が現れる。彼女もまたサニーパークから抜け出せず同じ1日をループしていた。ループから抜け出す方法は人を殺すこと。果たして正義感の強いカシオはこのループから抜け出すことができるのか…とこんな感じです!
〜遊園地の1日が終わらない〜
八目迷さんの新作!夏、春、秋と続いてきた時と四季シリーズの最終巻にあたる冬のお話ですね!今作は同じ1日を遊園地で繰り返すというループもので楽しく読ませていただきました!面白かったです!まず序盤。カシオが遊園地で楽しい1日を過ごした後、友人の1人である菜々に殺されてしまうところから物語は始まります。正義感が強く警察官を目指しているカシオ。そんな彼が友人と遊んだ最後に菜々に刺されて殺されてしまう…楽しい1日だったからこそ菜々に殺されてしまう瞬間と呆気なさが際立ちますね。
そしてカシオはループに巻き込まれます。遊園地から出ると再び遊園地にやってきた朝に戻ってくるを繰り返す。そんなループに気づいたカシオは同じく遊園地でのループを繰り返す女子高生・小寺あせびに出会います。最初は戸惑うカシオですが、ループを何千回と繰り返すあせびにヒントをもらいながらこのループからの脱出方法を探っていきます。
誰かを殺すとループから抜け出せる、しかし殺した相手が今度はループに巻き込まれてしまう。ループを繰り返す中で疲弊しながら、時にはあせびと喧嘩をしたり遊園地を楽しみながら、ループから抜け出そうとするカシオ。もがき苦しんでいくカシオの様子はみていて辛い部分もありますが、それでも彼のことを応援したくなります。
途中明かされていく遊園地で起こった事件やカシオの過去、そしてあせびの過去が繰り返すループの中で良いスパイスになっていましたね。特にあせびの過去は彼女がどうしてこのループに巻き込まれているのかを知ることができるものでこれがまた胸を打ちます…あせびの明るく元気で飄々とした姿とのギャップがいいです。
終盤ではループから抜け出すためにカシオとあせびが協力してある作戦を実行します。なかなかアグレッシブな方法でしたが、2人がループから抜け出そうとするラストがとても印象的でした。最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!
キャラ A
カシオは正義感が強くて精神的にタフな少年。ループの中でそんな彼の強さが徐々に削られていく過程は見ていて辛いですが、だからこそ彼があせびと手にしたラストが印象的でしたね!あせびはいつも元気でメンタルが削られるループの中でも飄々としていて緊張感のない女の子。ただ中盤以降、彼女のことを知るとその緊張感のなさの原因を知ることができて彼女の味方が変わりますね…そのほかのキャラも魅力的でした!
最後に
時と四季シリーズのラストに相応しい遊園地のループものでした!春夏秋冬全ての作品は出ましたが、八目迷さんの時間を扱った作品は好きなのでまた読みたいです!新作待ってます…!
どんな人にオススメか?
ループものが好きな方は!遊園地で同じ1日を繰り返すカシオとあせびの日々は苦しくも思わず応援したくなります!ラストもすごくいい!気になったかたは!
それではこの辺で(≧(エ)≦。)