どうも夏鎖です(≧∇≦)この感想はブログ「本達は荒野に眠る」のものです。無断転載は禁止しています

さて、今回感想を書いていくのは岸本和葉さんの

「ダウナー系ギャルの雪河さんが、何故か放課後になると俺の家に通うようになった件。」

です!
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☆感想☆

ストーリー A
内容は、陰キャでオタクな永井健太郎は人付き合いが苦手なことで入学早々ぼっちになりかけていた。そんなある日、たまたま誘われたクラスのカラオケで一軍女子なダウナー系ギャルの雪河月乃から話しかけられる。なんと彼女もオタクだといい、永井がカラオケで歌っていたマイナーアニメの主題歌を知っているという。オタクであることを周りに知られていない月乃は素の自分が出せる永井に急接近し、家に入り浸るように。同じ家にギャルがいるドキドキに永井は耐えることができるのか…とこんな感じです!

〜ギャルが家に入り浸ったら⁉︎〜

岸本和葉さんの新作!GA文庫からは初作品ですね。今作はオタクな主人公と隠れオタクなダウナー系ギャルのヒロインとの1対1のラブコメが魅力の作品でした!面白かったです!

まず序盤。永井と月乃がカラオケをきっかけにオタク同士だと明らかになるところから物語は始まります!人付き合いが苦手ゆえに入学早々にぼっちになりかけている永井。そんな彼がカラオケで歌ったアニメの主題歌をきっかけに月乃と急接近することに…ベタですけど、いい始まりですね!

そして始まる2人の日常!お互いオタク趣味だということが明らかになり、一人暮らしをする永井の家に入り浸ることになる月乃。時にはお泊まりしたりして、2人の距離が徐々に近づいていく…月乃の学校では見せない隙のある姿や、一緒にオタク趣味を楽しむ中で永井がドキドいするのが非常に良きでしたね!

そんな2人の楽しい日常ですが、元々一軍女子である月乃の付き合いが急に悪くなったことを気にする陽キャたちも描かれていきます。陽キャたちは月乃のが自分達と遊びに行かなくなったことに不満を抱えていて、それ自体は見ていて楽しいものではないですが永井と月乃の関係との対比として、ラブコメのスパイスとして良い味出してました。

中盤以降は月乃のコスプレしたいという目標に永井や隠れオタクな女子が手伝いながら物語は進んでいきます!オタク仲間がどんどん増えていき賑やかになっていくのがグッド!月乃の見せる表情もどんどん豊かになっていますね!

終盤はこの作品で求めていた永井と月乃のラブコメが見れて最後まで楽しく読ませていただきました!面白かったです!

キャラ A
永井は最初は陰キャなオタクかな?という感じでしたが、月乃と徐々に距離を縮める中で彼女のことを思う気持ちであったり優しいところを感じることができてグッドでした!

月乃は見た目は超絶美人だけど実はオタクなダウナー系ギャル!普段のどこかつまらなさそうな感じとオタク趣味の話になると目をキラキラ輝かせるギャップが良かったです!

そのほかのキャラも魅力的でした!

最後に
陰キャとダウナー系ギャルの1対1のラブコメとして楽しく読ませていただきました!これはぜひ続きが読みたいですね!まだまだ永井と月乃のラブコメが見たい!続刊待ってます!

どんな人にオススメか?
主人公とヒロインの1対1のラブコメが読みたい方は!オタク趣味を通じて急接近する2人と学校と家とのギャップがグッド!気になった方は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

書籍情報

タイトル

ダウナー系ギャルの雪河さんが、何故か放課後になると俺の家に通うようになった件。



著者

岸本和葉



レーベル

GA文庫


ISBN

978-4-8156-2668-6

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